モーリーの特徴と飼い方

モーリーは、中南米のメキシコやコロンビア共和国が原産でカダヤシ目カダヤシ科グッピー属の熱帯魚で、体色は黒・赤・白・青など様々な色を持っており種類によって異なる場合があります。今回は、そんなモーリーの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

モーリーとは

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モーリーは、カダヤシ目カダヤシ科グッピー属の熱帯魚になります。モーリーの原産地は、中南米のメキシコやコロンビア共和国になります。モーリーの体色は種類により大きく異なります。各種類の詳細は、下記の項目で説明しています。モーリーは、体型も種類によって異なるのでモーリーと一口に言ってもたくさんの種類がいる事が特徴になっています。

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モーリーの飼い方

モーリーは、飼育するのが簡単な品種になります。モーリーの寿命は、約2〜3年になります。また、体の大きさは約7~9cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱アルカリ性から中性を好み(特に軟水を好む)、pHであれば7.0〜8.0を特に好みます。モーリーは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。

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モーリーの種類

ブラック・モーリー

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ブラック・モーリーは、真っ黒なモーリーになります。ただ、実際にブラック・モーリーをみると少し青色(藍色)がヒレ先に見ることが出来ます。水槽の中のアクセントとして人気が高い種類になります。ブラック・モーリーは、他の種類にはない特徴として、エサの残りなどから発生する水面に浮かぶ油膜を好んで食べてくれるので、油膜取りとして非常に重宝します。

バルーン・モーリー

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バルーン・モーリーは、お腹部分が風船のようにぷっくらとした体型をしているのが特徴になります。バルーン・モーリーは、他の種類に比べて一回り小さいので、小型の熱帯魚を混泳させる際にはオススメの種類になります。バルーン・モーリーは、赤・白・青などの個体がいます。

セルフィン・モーリー

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セルフィン・モーリーは、長くキレイな背びれが特徴的な種類になります。セルフィン・モーリーは、他の種類に比べて一回り以上大きくなります。また、セルフィン・モーリーは様々な種類の原型になっていることから、「セルフィン・モーリー」と「ブラック・モーリー」の特徴を持った種類がいたりします。

混泳させる際のポイント

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混泳について、まずモーリーの性格は、大人しい性格になります。そのため、一緒に入れる品種が縄張り意識が強い場合や、攻撃的な品種である場合にはモーリーがやられてしまい、ケガをしてしまう場合やストレスによって病気になってしまうこともあります。モーリーと混泳させるのにオススメの品種としては、ネオンテトラなどのカラシン系やアカヒレなど小型の魚になります。モーリーは、個体差が大きい品種になります。ほとんどは、大人しいのですが稀に気性が荒い個体がいるので、もし混泳させている品種が追いかけられている場合には、すぐに別々に飼育するようにしてください。もし、気性が荒い個体も一緒に飼育したい場合には、水草などをいれて隠れる場所を作ってあげるなどの対策を取るようにしてください。

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産卵についてのポイント

モーリーを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。モーリーのオス・メスの見分け方は、オスの方が体が小さく尻びれの近くに交接器官(ゴノポディウム)を持っています。メスの方はオスに比べて体が大きく、体全体が丸々としています。モーリーは、グッピーなどと同じく卵胎生の品種になります。卵胎生とは、一般的なメダカなどのように水草などに卵を産み付けてその卵から稚魚が孵化するのではなく、メスの体内で卵を孵化させて稚魚の状態で生まれてきます。そのため、一般的に産卵時に必要な産卵床や水草などを必要としません。なので、モーリーの繁殖は簡単であると言われます。ただし、卵胎生の繁殖にも難点はあります。メスの体内で孵化させるので、大人と稚魚がいつの間にか混泳してしまっている事が少なくありません。混泳させること自体は悪くないのですが、稚魚がエサを食べることが出来ない点や大人に追いかけられる可能性が高い点などから、大人と稚魚を別々に飼育してあげることをオススメします。別にする方法として、メスの腹部が大きくなってきて、水槽などの底でじっとしてる場合や、逆に盛んに遊泳したりするなど普段の状態と大きく違う場合には、そのメスを稚魚専用の水槽に入れておくようにしてください。もし、大人と稚魚を混泳させて置く場合には水草などを多めに入れておき稚魚が追いかけられても逃げることが出来るようにしておいてください。

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モーリーを飼う際の注意点

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モーリーは、飼育しやすい点や混泳がしやすい点などからオススメの品種になります。モーリーは、種類によって体色や体の形まで大きく異なることから非常に飼育が楽しい品種になります。また、油膜や苔などを食べてくれるので水質の面からも重宝される品種です。専門店に、「モーリー」に見に行くと、「プラティ」と見間違うことがあります。プラティとの大きな違いは、体のサイズになります。プラティの方は、約5〜6cmに対してモーリーの方は約7~9cmとモーリーの方が大きいです。モーリーは、人気が高い品種であることから専門店などでも取り扱っている所が多いです。もし、モーリーを専門店などで目にする機会があったら、ぜひ一度見てみることをオススメします。

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