サザンプラティフィッシュは、北アメリカ・中央アメリカにあるメキシコ合衆国やグアテマラ共和国が原産でカダヤシ目カダヤシ科クシフォフォルス属の熱帯魚で、体全体が赤い種類や頭部や腹部以外の部分が黒く染まる種類などがいます。今回は、そんなサザンプラティフィッシュの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
サザンプラティフィッシュとは
サザンプラティフィッシュは、カダヤシ目カダヤシ科クシフォフォルス属の熱帯魚になります。サザンプラティフィッシュの原産地は、北アメリカ・中央アメリカにあるメキシコ合衆国やグアテマラ共和国になります。サザンプラティフィッシュの体色は、種類により異なります。各種類の詳細は、下記の項目で説明しています。サザンプラティフィッシュは、一般的に略されて「プラティ」という名で知られています。専門店によっては、「プラティ」で販売している場合も多いです。また、サザンプラティフィッシュには「ムーンフィッシュ」という別名もあるので稀にムーンフィッシュの名で販売されている場合もあります。
※サザンプラティフィッシュの種類の項目においては、プラティの名称で説明をしています。
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ノソブランキウス・ラコビーは、アフリカ南部のモザンビーク共和国が原産でカダヤシ目ノソブランキウス科ノソブランキウス属の熱帯魚で、体色はオレンジ色と格子模様のようにメタリックブルーの色を基調として、尾ビレにグリーン、ブルー、レッド、オ[…]
サザンプラティフィッシュの飼い方
サザンプラティフィッシュは、飼育するのが簡単な品種になります。サザンプラティフィッシュの寿命は、約1〜2年になります。また、体の大きさは約5〜6cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱アルカリ性から中性を好み、pHであれば7.0~8.0を特に好みます。サザンプラティフィッシュは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。
ヒーターとは水温を一定に保つ器具になります。専門店などでヒーターを置いているコーナーに行くとさまざまな種類があります。どれを選べばいいのかわからなくなる方もいると思います。今回は、そんなヒーターについての説明をしていきたいと思います[…]
サザンプラティフィッシュの種類
レッド・プラティ
レッド・プラティは、名前の通り体全体が赤いプラティになります。プラティの中では、昔から知られている種類になります。「ブルー・プラティ」などは、レッド・プラティと同じく体色によって名前が付いているプラティになります。
ミッキーマウス・プラティ
ミッキーマウス・プラティは、尾ビレの付け根部分に有名なキャラクターであるミッキーマウスのシルエットが模様として出ている品種になります。ミッキーマウス・プラティは、プラティの中でも特に女性や子供への人気が高い種類になります。
サンセット・プラティ
サンセット・プラティは、体の前方がオレンジ色をしており、体の中央付近から徐々に黒色に変化していき尾びれの色が黒くなる種類になります。オレンジ色(夕日)から黒色(夜)に変化していく事からサンセット(日没)という名前が付けられました。サンセット・プラティは、プラティの種類の中でも古くから親しまれている種類になるので飼育したことがある方も少なく無いです。
ヘルメット・プラティ
ヘルメット・プラティは、頭部や腹部以外の部分が黒く染まる種類になります。頭部のみが黒くない場合も多いことから、ヘルメットを被っているような柄であることから名前が付けられました。黒色の部分は、個体によって青く輝く鱗が出てくる事もあります。
混泳させる際のポイント
混泳について、まずサザンプラティフィッシュの性格は、温和な性格になります。そのため、一緒に入れる品種が縄張り意識が強い場合や、攻撃的な品種である場合にはサザンプラティフィッシュがやられてしまい、ケガをしてしまう場合やストレスによって病気になってしまうこともあります。サザンプラティフィッシュと混泳させるのにオススメの品種としては、ネオンテトラなどのカラシン系やアカヒレなど小型の魚になります。中型の熱帯魚などと入れる際には、サザンプラティフィッシュが追いかけられてケガなどをしないように、水草をいれて隠れる場所を作ってあげるなどの対策を取るようにしてください。
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アカヒレは、中国の広州市にある白雲山が原産でコイ目コイ科タニクチス属の熱帯魚で、体色は銀灰色をメインに、目の後ろ側から尾びれの付け根にかけて、暗めの青色のラインを持っています。今回は、そんなアカヒレの特徴と飼い方を詳しく説明していき[…]
産卵についてのポイント
サザンプラティフィッシュを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。サザンプラティフィッシュを繁殖させる際には、まとまった数を水槽などに飼育しておくと比較的簡単に行えます。サザンプラティフィッシュのオス・メスの見分け方は、オスの方には尻びれの近くに交接器官(ゴノポディウム)を持っており、メスの方はオスに比べて体全体が丸々としています。そして、オス・メスがしっかり入っていることを確認したら卵を付着させるための水草です。サザンプラティフィッシュの繁殖に向いている水草として、ウィローモスやリシアなどの水草をオススメします。卵は非常に小さいので日々水草の表面などを確認し、もし卵があった場合には、まず大人とは別の水槽に入れるようにしてください。その後孵化してからは、他の熱帯魚同様に一日に数回エサを上げるようにしてあげることが大切になります。
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サザンプラティフィッシュを飼う際の注意点
サザンプラティフィッシュは、飼育しやすい点や混泳がしやすい点などからオススメの品種になります。特に、初心者の方やあまり熱帯魚に詳しくない方にオススメです。それは、「ミッキーマウス・プラティ」を代表するように親しみやすい見た目と一般的に想像する魚のシルエットをしているので、違和感なく飼育することができるからです。また、混泳させることができる品種の幅が広いので、あとから別の品種を飼育したくなった際にも対応できる可能があります。サザンプラティフィッシュの種類が、多いので専門店によって販売している種類と販売していない品種がある場合があるので、事前に調べてから行くのをオススメします。もし、サザンプラティフィッシュを専門店などで目にする機会があったら、ぜひ一度見てみることをオススメします。