カボンバの特徴と育て方

カボンバは、被子植物門ハゴロモモ科の沈水植物の一つです。店頭などでは、カボンバ以外にも「カモンバ」の名で販売されているところもあります。今回は、カボンバの特徴と育て方について説明していきます。

カボンバとは

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カボンバは、被子植物門ハゴロモモ科の沈水植物の一つです。一般的には金魚藻として、アナカリスやマツモと同じように親しまれている品種の一つです。店頭などでは、カボンバ以外にも「カモンバ」の名で販売されているところもあります。カボンバは、約1cm〜2cm程度の白く美しい花を水上に咲かせます。カボンバは、葉の形が松の葉のような形をしており特徴的です。葉の硬さは非常に柔らかいです。カボンバは、元々北米東南部が原産の水草で1920年代に日本に輸入されました。また、花を咲かせる品種は南米のブラジルなどが原産の品種になります。

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カボンバの育て方

カボンバは、水草の中でも育てやすい種類に分類されます。水温は、15〜30℃を好みます。また、ph(ピーエッチ・ペーハー)の値は5.5〜7の範囲を好みます。カボンバが、育つ上で光の当たる量は非常に重要になってきます。光の量が少ないとうまく光合成をすることができずに、葉が薄い緑(ライトグリーン)色に変化しどんどん劣化していきます。ですが、陽の光が必ず必要というわけではありません。最近は、LEDのライトが増えているのでそれらによって光を取り入れることでうまく光合成をしてくれるので、全く陽の光が入らない部屋などで育てる場合にはライトなどをとりつけるようにしてください。また、カボンバは他の水草と違い根がうまく根付いていないとうまく成長しない場合があります。

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カボンバの手入れ

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カボンバの手入れは、葉について汚れや苔を取ることが主になります。また、カボンバは葉を自ら落とす品種なので水中の中に葉が舞うのが嫌な方はこまめに古くなった部分を切るなどして処理をしていくことで水に舞う葉の数は減少させることができます。

カボンバの増やし方

カボンバを増やす方法として、カボンバは成長していると脇芽が生えてくることがあります。この脇芽を、ある程度(5〜10cm)成長させてから茎にある節の下の部分を5mm程度を残すようにして切ります。切った脇芽を複数本まとめて底床に沈めて根を生やす事ができれば完璧です。また、成長してしまったカボンバを茎の節の下の部分で切り同じようにまとめて根を生やすことができれば同じように増やすことが出来るので、長く成長したカボンバを捨てたいた方はぜひ挑戦してみてください。

生き物とカボンバ

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カボンバは、生き物と一緒に入れる水草としては最も一般的に使用される品種になります。例えば、カボンバを金魚と一緒に入れるとカボンバの葉が柔らかいこともありエサとして葉を食べますが、金魚が水草を食べることが悪いわけではなくむしろ良い事であるということです。金魚は、水草の葉を食べることにより栄養のバランスを保ちますし、植物性の食事をすることで内臓の働きが良くなるので、金魚の水槽にカボンバを入れると葉を全部食べて、茎のみになることもよくあるので消耗品と思うようにすると良いでしょう。

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