リシアの特徴と育て方

リシアは、ゼニゴケ目ウキゴケ科ウキゴケ属に属する浮き草の一つです。本来は、浮き草と同じように浮かせますがアクアリウムなどでは水中で栽培する事が多いです。鹿の角のようにY字に成長することから「鹿角苔(カヅノゴケ)」と言う別名を持っています。今回は、リシアの特徴と育て方について説明していきます。

リシアとは

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リシアは、ゼニゴケ目ウキゴケ科ウキゴケ属に属する浮き草になります。本来は、浮き草と同じように浮かせますがアクアリウムなどでは水中で栽培する事が多いです。リシアを、リシアストーンと呼ばれる石や流木などに裁縫用の糸などで固定させて置くことで根付き沈める事が可能になります。水中で飼育する理由として、綺麗な気泡を作ることができる点が大きいです。ライトなどが当たることで発生した気泡が反射してキラキラと光ります。リシアは、鹿の角のようにY字に成長することから「鹿角苔(カヅノゴケ)」と言う別名を持っており、専門店によってはこれらの名前を使っている場合もあります。

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リシアの育て方

リシアは、上記でも書いたように石や流木などに固定して飼育する場合が多いです。ただし、定着するまでの期間として1〜3週間ぐらいはかかります。その間に、浮いてくる場合や縛っていた糸が緩くなる場合などもあるので、注意が必要になります。リシアは飼育しやすい浮き草に入ります。水温は、20〜26℃前後を好みます。水質に関しては弱酸性~中性が適しています。光量に関しては、2〜3時間ほどは太陽の光が当たる場所のほうが成長の促進や色味の安定などでは大事になりますので、飼育する際は気をつけてもらうほうがいいです。また、リシアの成長を促すために二酸化炭素(CO2)を添加する場合もあります。二酸化炭素(CO2)を、入れることで酸欠が起こるリスクがあるので、生き物などを別の水槽に入れるようにしてください。

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リシアの手入れ

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リシアは、成長してくるとボリュームが出てくることがあるので背丈を合わせるためにカットするようにしてください。またカットした部分を、別の水槽などに入れておくと成長して増やすことができるので捨てないようにしてください。リシアは、コケが付きやすい水草として有名です。そのため、コケが付いている場合に取ってあげるようにしてください。コケが付いたままにしておくと、光をうまく吸収できずに成長の速度が落ちる場合があるので注意が必要です。コケを取るのが、面倒な方などは「ミナミヌマエビ」や「ヤマトヌマエビ」を一緒に飼育しているとコケを食べてくれるので助かります。

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リシアの増やし方

リシアを増やす方法として、手入れをする際にカットした部分を別の水槽などに入れておくと成長して増やすことができます。ただし、そのまま入れておくとリシア同士がバラバラで成長してしまい、いざ流木などに固定しようとした際に集めるのが面倒な場合があるので、ネットなどを入れておく事で自然とネットに集まってくるので手間が掛からずに済むのでオススメです。

生き物とリシア

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リシアは、生き物を飼っている方にオススメの水草になります。特に、小魚(メダカなど)を飼育している方に向いています。大型の種類だとエサとしてリシアを食べてしまい、固定する前になくなってしまう場合があるので注意が必要になります。またリシアは、メダカなどの小魚の隠れる場所としての利用方法もあります。リシアは、水槽の前景から後景に渡って配置することができる水草になります。また、水草と水草の間に配置することで隙間を埋め、美しく見せることができます。もし、何種類か水草を入れていて違う種類の水草を探している方にはオススメの水草になります。

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