ネオンドワーフレインボーの特徴と飼い方

ネオンドワーフレインボーは、インドネシアのニューギニア島北部を流れるマンベラモ川が原産でトウゴロウイワシ目メラノタエニア科メラノタエニア属の熱帯魚で、銀色を基調として光が当たるとキラキラと虹色の輝きを放つ熱帯魚になります。今回は、そんなネオンドワーフレインボーの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

ネオンドワーフレインボーとは

ネオンドワーフレインボーは、トウゴロウイワシ目メラノタエニア科メラノタエニア属の熱帯魚になります。ネオンドワーフレインボーの原産地は、東南アジアにあるインドネシアのニューギニア島北部を流れるマンベラモ川になります。ネオンドワーフレインボーの体色は、銀色を基調として光が当たるとキラキラと虹色の輝きを放ちます。また、背ビレ・腹ビレ・尾ビレのそれぞれのヒレが赤く染まるのも特徴的です。

ネオンドワーフレインボーの飼い方

ネオンドワーフレインボーは、飼育するのが簡単な品種になります。ネオンドワーフレインボーの寿命は、約2〜4年になります。また、体の大きさは約5〜6cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は中性を好み、pHであれば6.8〜7.5を特に好みます。ネオンドワーフレインボーは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。

混泳させる際のポイント

混泳について、まずネオンドワーフレインボーの性格は、大人しい性格になります。ただし、ネオンドワーフレインボーは群生で泳ぐ種類になります。そのため、5〜10匹などで飼育することが多いです。その際にオス同士での小競り合いが多発することがあります。なので、ネオンドワーフレインボーの性格として、他の種類に対しては大人しいがオス同士だと縄張り意識が強くなります。ただし、ネオンドワーフレインボーを10匹以上混泳させると小競り合いが減ることが多いので、ある程度の匹数を入れる事をオススメします。もし難しい場合には、水草などを入れて隠れる場所を作ってあげるなどの対策を取るようにしてください。他の種類と入れる場合には、一緒に入れる品種が縄張り意識が強い場合や、攻撃的な品種である場合にはネオンドワーフレインボーがやられてしまい、ケガをしてしまう場合やストレスによって病気になってしまうこともあります。ネオンドワーフレインボーと混泳させるのにオススメの品種としては、ネオンテトラなどのカラシン系やアカヒレなど小型の魚になります。

産卵についてのポイント

ネオンドワーフレインボーを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。ネオンドワーフレインボーのオス・メスの見分け方は、ヒレが赤色のがオスでヒレが黄色のがメスになります。オス・メスが水槽にいることが確認できたら、産卵床や水草などを入れておくと自然と産卵してくれます。ネオンドワーフレインボーを繁殖させる上で、最も注意すべき点は産卵した卵を食べてしまうことがあることです。そのため、産卵床や水草などに卵を付けたのを確認したら、すぐに別の水槽などに入れるようにしてください。別の水槽を用意できない場合には、親を飼育している水槽内に小部屋を作る器具などが専門店に販売してあるので、それらを利用するのをオススメします。

ネオンドワーフレインボーを飼う際の注意点

ネオンドワーフレインボーは、飼育しやすい点や混泳がしやすい点などからオススメの品種になります。特に、初心者の方やあまり熱帯魚に詳しくない方にオススメです。ただし、ネオンドワーフレインボーは泳ぐのが好きな種類になるので、狭い（小さい）水槽で飼育するとストレスを感じる可能性が高いです。ネオンドワーフレインボーを飼育する場合には、最低でも横幅45cm以上の水槽で飼育するようにしてください。また、ネオンドワーフレインボーは複数匹入れて群生で泳がせる事でとてもキレイなのでオススメです。ネオンドワーフレインボーに興味がある方は、ぜひ一度専門店などで見てみることをオススメします。