マドジョウは、東アジアにある日本、中国、台湾、朝鮮半島が原産でコイ目ドジョウ科ドジョウ属で、オリーブ色に茶褐色の模様があるドジョウになります。今回は、そんなマドジョウの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
マドジョウとは
マドジョウは、コイ目ドジョウ科ドジョウ属に属しています。マドジョウの原産地は、東アジアにある日本、中国、台湾、朝鮮半島になります。また、マドジョウは日本の固有亜種に属します。マドジョウは、オリーブ色に茶褐色の模様があるドジョウになります。マドジョウの模様には細かいものや荒いもの、色が明るいものや暗いものなど個体差が大きいのが特徴的になります。ただし、他の種類に比べると地味と感じる場合が多いです。マドジョウの体型は、細長くニョロニョロとしており口の周りに10本のヒゲを持っています。一般的にドジョウと言って一番最初に想像する姿に近い種類になります。また、マドジョウには鱗がなくヌルヌルの粘膜を持っているため「ドジョウすくい」などで使用されるドジョウとしても有名です。
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マドジョウの飼い方
マドジョウは、飼育の仕方さえ知っていれば飼育は簡単な種類になります。マドジョウの寿命は、約3〜5年になります。また、体の大きさは約10〜15cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱アルカリ性から中性を好み、pHであれば6.5~8.0を特に好みます。水温は、5~25℃の間であれば生きることが出来ます。
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混泳させる際のポイント
混泳について、まずマドジョウの性格は、温和な性格になります。そのため、メダカや金魚などと混泳させている方も多いです。また、混泳させている個体が残したエサなどを食べてくれるので水質の悪化を防ぐ事ができます。ただしマドジョウがエサと認識した個体を追いかける場合があります。そのため、弱っている個体や稚魚などをエサと認識してしまう恐れがあるので、それらの個体と混泳させる場合には注意が必要です。
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産卵についてのポイント
マドジョウを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。しかし、マドジョウの繁殖は、一般的な飼育環境での繁殖成功例はほとんどないのでとても難しいです。養殖などを行う場合には、ホルモン剤などを使用する事もあります。
マドジョウを飼う際の注意点
マドジョウは、世の中で知られているドジョウの代表格です。ドジョウは昔から、栄養価が高い生き物として知られており「ドジョウ鍋」などにして食べる地域もあります。しかし、近年では外来種であるカラドジョウなどの影響や交雑などによって、準絶滅危惧に指定されています。そのため、無責任な放流や搾取などを避けるようにしてください。また、マドジョウを飼育することによって日本にいる固有種を守る事を考えるきっかけになる場合もあります。もし、マドジョウに興味がある方は、ぜひ一度専門店などで見てみることをオススメします。