ヨシノボリの特徴と飼い方

ヨシノボリは、日本や東南アジアなどの熱帯・温帯地域の河川や湖沼に生息しているスズキ目ハゼ科ヨシノボリ属で、吸盤状の腹鰭が内側に向かって均等な凹み形状になっているのが特徴的を川魚になります。また頭部には赤褐色の線が入っている種類もいます。今回は、そんなヨシノボリの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

ヨシノボリとは

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ヨシノボリは、スズキ目ハゼ科ヨシノボリ属に属しています。ヨシノボリは、特定の種類ではなくハゼ科ヨシノボリ属に分類されている総称を指します。ヨシノボリの生息地は、日本や東南アジアなどの熱帯・温帯地域の河川や湖沼になります。ヨシノボリは、吸盤状の腹鰭が内側に向かって均等な凹み形状になっているのが特徴的です。これによって川底の石や壁面に貼り付いて水流が速い渓流などを凌いだりします。ヨシノボリの体色は、種類によって微妙に異なりますが頭部には赤褐色の線が入る場合もあります。

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ヨシノボリの飼い方

ヨシノボリは、飼育の仕方さえ知っていれば飼育は簡単な種類になります。ヨシノボリの寿命は、約3〜5年になります。また、体の大きさは約8〜12cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱アルカリ性から中性を好み、pHであれば7.0~8.0を特に好みます。水温は、15~25℃の間であれば生きることが出来ます。

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混泳させる際のポイント

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混泳について、まずヨシノボリの性格は、気性の荒い性格になります。そのためヨシノボリと同じように水底で生活するコリドラスやヤマトヌマエビとは喧嘩する可能性が高いです。また肉食性になるのでメダカやネオンテトラなど小型の種類は、追いかけられてしまいストレスを感じる場合もあるので注意が必要です。ヨシノボリの口に入らない大きさまで成長する金魚やグッピーなどがオススメです。川魚ならタナゴやカワムツやオイカワなどがオススメです。もし混泳させるのが心配な方は、水草などの水生植物を多めに入れて隠れ場所を作るなど工夫してあげるのをオススメします。

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産卵についてのポイント

ヨシノボリを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。ヨシノボリは、自然界であれば5月から8月に産卵します。産卵の時期になるとオスが砂に埋まった石の下に穴を掘り、メスを迎え入れて産卵します。産卵後はオスが卵を保護するのが特徴的です。産卵期のオスは、体色が著しく黒みが増して個体によっては真っ黒になる場合もあります。種類によっては孵化した稚魚は海へ降河していき、海で成長して再び川をさかのぼります。ただし降河せずに一生を川で過ごす種類もいるので注意が必要です。飼育しているヨシノボリが、どんな種類で降河する種類なのかを確認するのをオススメします。

ヨシノボリを飼う際の注意点

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ヨシノボリは、吸盤状の腹鰭が内側に向かって均等な凹み形状になっているのが特徴的な川魚になります。ヨシノボリは、基本的に肉食性の種類になるので川の中に住む虫などを食べて暮らしています。そのため水槽などで飼育する際には急に人口飼料を与えても食べない可能性が高いです。その場合には、冷凍赤虫などで自然の食べ物に近い状況を作り餌付けをしていく必要があります。ただし専門店などで購入した場合は、あまりこの点に関しては気にする必要がないです。昔ながらの日本の生態系を考える上では、必要不可欠な存在なので教育の面においても重要な川魚になります。もしヨシノボリに興味がある方は、ぜひ一度専門店などで見てみることをオススメします。

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