シマドジョウは、日本の山口県西部・四国の南西部を除く日本各地の淡水エリアに生息しコイ目ドジョウ科ドジョウ属で、体の側面に円形や楕円形の黒色の縞模様があるドジョウになります。今回は、そんなシマドジョウの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
シマドジョウとは
シマドジョウは、コイ目ドジョウ科ドジョウ属の品種になります。シマドジョウの生息地は、日本の山口県西部・四国の南西部を除く日本各地の淡水エリアになります。またシマドジョウは日本の固有種に属します。シマドジョウは、体の側面に円形や楕円形の黒色の縞模様が10~20個ほど横に並んでいるドジョウになります。シマドジョウの体型は、細長くニョロニョロとしており口の左右にそれぞれ3本ずつヒゲを持っています。体の縞模様には、個体差や生息している地域差が非常に反映されているのが特徴的です。
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シマドジョウの飼い方
シマドジョウは、飼育の仕方さえ知っていれば飼育は簡単な種類になります。シマドジョウの寿命は、約3〜5年になります。また、体の大きさは約6〜9cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱アルカリ性から中性を好み、pHであれば6.5~8.0を特に好みます。水温は、5~25℃の間であれば生きることが出来ます。
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混泳させる際のポイント
混泳について、まずシマドジョウの性格は、温和な性格になります。そのため、メダカや金魚などと混泳させている方も多いです。また、混泳させている個体が残したエサなどを食べてくれるので水質の悪化を防ぐ事ができます。底面や壁面で生活することが多いので、ある程度はキレイにしておくのをオススメします。
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産卵についてのポイント
シマドジョウを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。しかし、マドジョウの繁殖を一般的な飼育環境でする場合にはとても難しいです。自然界では、5〜7月頃に産卵をします。環境としては、増水の時に出来た浅瀬などに直径2〜4mmほどの卵を産卵します。そして、孵化してから2年ほどで大人になります。飼育環境で産卵させるためには、浅瀬や沼地などを人工的に作成する必要があり難易度が高くなります。また、産卵に成功しても稚魚を隔離して育てる必要があるので時間と手間がかかります。
シマドジョウを飼う際の注意点
シマドジョウは、体の側面に円形や楕円形の黒色の縞模様がついているのが特徴的です。水槽などで飼育する際と他の種類と見比べることができます。そのため、近年人気が高くなっている種類になります。また、金魚やメダカなど他の淡水魚と混泳させると、それらが食べ残したエサや水槽の壁面などに生えた苔など食べてくれるので水質安定に貢献してくれます。またシマドジョウなどは日本の固有種なので、海外が原産の熱帯魚と違い地味な色味の中に魅力を感じることが出来るのもオススメです。もし、シマドジョウに興味がある方は、ぜひ一度専門店などで見てみることをオススメします。