オトシンクルスの特徴と飼い方

オトシンクルスは、南アメリカにあるアマゾン川流域が原産でナマズ目ロリカリア科オトシンクルス属の熱帯魚で、体高が低く、横から見た際に平べったい見た目をしており吸盤状の口を持っておりそれを器用に使用しエサを取ります。今回は、そんなオトシンクルスの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

オトシンクルスとは

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オトシンクルスは、ナマズ目ロリカリア科オトシンクルス属の熱帯魚になります。オトシンクルスの原産地は、南アメリカにあるアマゾン川流域になります。オトシンクルスは、体がナマズなどと同じように体高が低く、横から見た際に平べったい見た目をしています。また吸盤状の口を持っており、それを器用に使い水草や苔などを削り取るように食べます。この特徴的な見た目などから、水槽などのゴミ取り役として重宝されています。

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オトシンクルスの飼い方

オトシンクルスは、飼育するのが簡単な品種になります。オトシンクルスの寿命は、約5〜7年になります。また、体の大きさは約5〜10cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱酸性から弱アルカリ性を好み、pHであれば6.0〜8.0を特に好みます。オトシンクルスは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。

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混泳させる際のポイント

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混泳について、まずオトシンクルスの性格は、大人しい性格になります。そのため、一緒に入れる品種が縄張り意識が強い場合や、攻撃的な品種である場合にはオトシンクルスがやられてしまい、ケガをしてしまう場合やストレスによって病気になってしまうこともあります。オトシンクルスと混泳させるのにオススメの品種としては、ネオンテトラなどのカラシン系やアカヒレなど小型の魚になります。オトシンクルス自体が、小型の品種に分類されるので中型〜大型の品種との混泳については控えることをオススメします。

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産卵についてのポイント

オトシンクルスを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。オトシンクルスの繁殖は非常に難しいです。まずやるべき事として、オトシンクルスのオス・メスの判別をする必要があります。オスは、比較的体小さく細身の個体になります。メスは、腹部が膨らんでおり全体的にふくよかな体形をしている個体になります。なので、まずメスに目星を立てるのをオススメします。また、産卵時にはオス1:メス2の割合で入れておくのが最も確率が上がります。オトシンクルスを、繁殖させたい時には産卵床になる水草や流木などを入れておくようにしてください。産卵時期以外には、それらの場所を隠れ場所として利用する場合や水草に関してはエサとしての側面もあるので入れておいて損はないです。

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オトシンクルスを飼う際の注意点

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オトシンクルスは、飼育しやすい点や混泳がしやすい点などから人気がある品種になります。また、水槽内のゴミを処理してくれることから初心者の方や水質を気にする方などにもオススメです。プレコなどと比べてオトシンクルスは、水草や苔などの植物性の物を好んで食べるため食べカスなどはあまり処理してくれないことが多いです。その分、水草をメインにしている水槽などでは他の品種に比べて重宝されています。また、専門店などで購入する場合にはオトシンクルスが人工飼料をもらっているかどうかに注意する必要があります。もし、人工飼料をもらっていた場合には苔などを処理してくれない場合があるので、もし気になった場合には店員の人に聞いてみることをオススメします。オトシンクルスに興味がある方は、ぜひ一度専門店などで見てみることをオススメします。

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