ラミーノーズテトラは、南米のブラジルなどを流れるネグロ川などに生息しているカラシン目カラシン科ヘミグランムス属の熱帯魚で、体全体は銀色で頭部が真っ赤なのが特徴的です。今回は、そんなラミーノーズテトラの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
ラミーノーズテトラとは
ラミーノーズテトラは、南米のブラジルなどを流れるネグロ川などに生息しているカラシン目カラシン科ヘミグランムス属の熱帯魚になります。ラミーノーズテトラの、体の形はネオンテトラなどとあまり変わりません。次にラミーノーズテトラの体色についてです。まず、体全体は銀色で頭部が真っ赤なのが特徴的です。また尾びれは、しましま模様が入っています。ラミーノーズテトラは、体の形よりも体色が特徴的な品種になります。ラミーノーズテトラのラミーノーズは、酔っぱらいの鼻と言う意味があり、真っ赤な頭部からその名前がつけられました。
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ラミーノーズテトラの飼い方
ラミーノーズテトラは、比較的飼育するのが簡単な品種になります。ラミーノーズテトラの寿命は、約3〜4年になります。また、体の大きさは約5cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱酸性から中性を好み、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。そして、ラミーノーズテトラは強い水流を嫌う傾向にあります。強い水流があることで、その水の流れに逆らって泳ぐなどした時に泳ぎ疲れて衰弱してしまう場合があるので注意が必要です。
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混泳させる際のポイント
混泳について、まずラミーノーズテトラ性格は、おとなしい性格です。そのため、他の品種との混泳をさせることができます。その際に、気をつけるべき点としてラミーノーズテトラと一緒に入れる品種が縄張り意識が強い場合や、攻撃的な品種である場合にはラミーノーズテトラがやられてしまい、ケガをしてしまう場合やストレスによって病気になってしまうこともあるので、もし混泳させる場合に一緒に入れる品種が攻撃的な場合には、事前に追いかけられても逃げることができるように、水草や置物などを入れるなどの対策をしておくことをオススメします。
産卵についてのポイント
ラミーノーズテトラを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。ラミーノーズテトラは、飼育するのは簡単な方ですが繁殖となると少し難易度が上がります。ただし、しっかりと手順を知っておくことで安定して増やしていく可能になります。
1つ目に、繁殖に向いた個体を飼育することです。ラミーノーズテトラは、寿命が約3〜4年ほどなので繁殖ができる状態になるまでの期間が短く、おおよそ生まれてから4〜6ヶ月ほどで成長します。つまり、繁殖させたい場合には、専門店などで購入する際に比較的若い個体を選ぶのが重要になってきます。
2つ目に、繁殖用の水槽を用意してすることです。メダカなどを繁殖させたことがある方は、当然かも知れませんが、もし産卵に成功してその後孵化した後に、親（大人）と稚魚（子供）を一緒の水槽で飼育していると、餌などの奪い合いや大人が稚魚を食べてしまうことが起こり稚魚の数が減少してしまう場合があります。そのようなことを、未然に防ぎ人間側が管理しやすいように、親と子を別々の水槽で飼育することをオススメします。ただし、メダカなどと違うのがラミーノーズテトラは熱帯魚なので、夏以外の時期にはヒーターが必要になります。それは、稚魚にも言えることなので、もし稚魚を飼育する水槽のヒーターを購入するかどうかで迷っているは、親を飼育している水槽の一部を借りて稚魚用のスペースをつくる器具が専門店などで売っている場合があるので、もしそのような方は、早めに準備しておくようにしてください。
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ラミーノーズテトラを飼う際の注意点
ラミーノーズテトラは、テトラ系の品種の中では比較的飼育しやすい点や個性的な体色などから他の種類とは違った特徴を持っている事などから人気がある品種になります。初心者の方などにも、オススメの品種になります。複数の種類を混泳させている場合にも、しっかりと主張してくれます。また、体色がすごく派手という訳ではないので他の品種も目立たせることができます。また、ラミーノーズテトラはネオンテトラなどと同じように集団で泳ぐので、他の品種とまた違った印象を持つことができます。このように、ラミーノーズテトラには他の種類とは違った特徴をもっているので、専門店などで、目にする機会があったらぜひ一度見てみることをオススメします。
