楊貴妃メダカは、朱赤色のメダカになります。緋メダカの体色は黄色に近いオレンジ色なのに対して、楊貴妃メダカは赤色に近いオレンジ色のメダカになります。今回は、そんな楊貴妃メダカの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
楊貴妃メダカとは
楊貴妃メダカは、朱赤色のメダカになります。同じ赤系統のメダカで有名なのが、緋メダカになります。しかし緋メダカの体色は黄色に近いオレンジ色なのに対して、楊貴妃メダカは赤色に近いオレンジ色という表現をすることが多いです。実際に、専門店などで見ると楊貴妃メダカの中にもオレンジ色や朱赤色など個体によって差があるので、注意してみてください。楊貴妃メダカの体色を、値段の目安にする事が多いので、より赤色に近いほうが高値になる傾向が多いです。ネットなどで購入される際には、そのことを頭の片隅に入れて置くことでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。また、楊貴妃メダカは最大の強みである赤い体色が非常に美しいことから他の品種との交配によって様々な種類に使用されているので、品種の名前に「楊貴妃〜」など書いてある場合もあります。
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楊貴妃メダカの成り立ち
楊貴妃メダカは、2000年代初期のメダカブームの火付け役になったメダカの一種類になります。2000年代の初めに全国の愛好家の方々の努力により緋メダカの中から特に赤みが濃い個体を抽出して、さらにそれを何世代も繰り返した結果生まれた品種になります。その後、楊貴妃の特徴を引き継いだ品種が次々に生まれてきました。楊貴妃メダカの名前の由来は、世界三大美人の一人である中国の楊貴妃が気高く綺麗な朱赤色だったことから楊貴妃の名をもらい楊貴妃メダカと名付けられました。※名前の由来については諸説あります。楊貴妃メダカは現在、メディアなどでも多く取り上げられてることもあり、名前だけは聞いたある方もいるぐらいになっています。そして、楊貴妃メダカは赤いという特徴に特化させていることにより初心者の方などのハードルを下げていることもあり、流通量も多いメダカなので赤いメダカが欲しい方だけでなく初心者で飼育にあまり自信がない方にも非常にオススメのメダカになります。
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楊貴妃メダカと紅帝メダカのちがい
メダカの専門店などに行くと、楊貴妃メダカと紅帝メダカを販売している所があります。あまり大きな違いが見受けられない上に値段も大きな差がない場合もあるので、迷われる方も少ないと思います。楊貴妃メダカと紅帝メダカの大きな差は、生産者の違いになります。紅帝メダカは、広島県福山市在住の栗原親子が繁殖をさせた品種のことを指します。紅帝メダカは、楊貴妃メダカに比べて赤色が濃い個体が多いのも特徴の一つです。また、栗原親子が繁殖させた紅帝メダカは、日本メダカ品評会において数々の受賞歴をとっています。また、「紅帝」という名前は一部の人しか使用する事ができないブランドネームになっています。なので、一般的には楊貴妃メダカの方が流通量が多いです。もし、紅帝メダカを目にする機会がある場合には楊貴妃メダカとの違いなどをしっかりと観察してみてください。
混泳させる際のポイント
混泳について、よくメダカは同じ種類でしか飼育できないと思われている方がいますが、メダカの醍醐味は組み合わせる所にあります。なので、こだわらないのであればメダカ同士であればどの種類であっても混泳させることが出来ます。ただし、体型が違うメダカの場合(ダルマメダカやヒレナガメダカなど)には注意をしてあげるほうがいいです。もし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させるとエサと食べることが出来ないなどの問題が起こる場合がありますので、注意をしてあげる必要があります。しかし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させている方もいるので禁止ではないのでしっかりと対策をとることにより飼うことが出来るので不安になることはありません。ただし、高級メダカと言われるメダカはそれぞれの種類で特徴的な見た目や輝き方をしているので、そのようなメダカに関してはたくさんの種類で飼育するよりもその個体(種類)を楽しむことが出来るような飼育方法をとってあげるのをオススメします。
産卵についてのポイント
産卵についてのポイントは、上記の項目で様々な種類を飼育することがメダカを飼育する醍醐味であると説明しましたが、産卵の時に様々な種類を混泳させていると当然、様々な種類の特徴を持ったメダカが生まれます。しかし、それが必ずしもいいとは限らないです。例えば、赤いメダカと白いメダカを混泳させることでピンク色のメダカが生まれるかというとそういうわけではなく、体の一部が赤色もしく白色のメダカが生まれますし、最悪の場合には何色なのか表現しづらいメダカが生まれる場合もあります。ですが、それがメダカの一つの楽しみ方なので、もし赤いメダカが欲しい方は赤いメダカのみで飼育している方が赤いメダカが生まれる確率は遥かに高いので、産卵のときには自分がどんなメダカが欲しいのかや、どんな色・形のメダカが生まれて欲しいのかを、考えて飼育してあげると後悔や戸惑いが少なくなりますし、自分なりのメダカの楽しみ方を見つけることができるのでオススメです。あくまでも、趣味の範囲であれば、人から文句いわれようが自分が楽しめる方法を貫き通す方が楽しめると思います。下記のページでは、産卵のやり方や注意点について説明していますので、ぜひそちらも読んでみてください。
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楊貴妃メダカを飼う際の注意点
楊貴妃メダカは、流通量も多いメダカになるので専門店などに行くと取り扱っているところが多いので、緋メダカや黒メダカなどから少しレベルアップしてみたい方などにはオススメのメダカになります。また、楊貴妃メダカは稚魚の頃は赤色が薄い場合がありますが、成長してくるにつれて濃い赤色になる場合もあるので諦めないようにしてください。もし、色味が薄い場合には水の色や環境などが原因の場合があるのでそれらを改善するだけで体色が濃くなる場合もあります。例えば、ガラスケースなどで飼育している場合に水の色が透明である場合には光が当たることで周りの環境に順応する機能(保護色)が作用して赤色が薄くなる場合があるので、もし入れる場所にこだわりがないのであれば、少し暗い場所で飼育するようにするなどの対策をとることで赤色が濃くなることがあるので、ぜひ挑戦してみてください。
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