緑光メダカの特徴と飼い方

緑光メダカは、青色の体色に黄色素胞が分布することで緑色に見えるメダカになります。緑光メダカはメダカの新たな色合いである緑色の品種になります。緑光メダカは美幹メダカなどと同じように体外光の特徴を持っています。今回は、そんな緑光メダカの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

緑光メダカとは

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緑光メダカは、青色の体色に黄色素胞が分布することで緑色に見えるメダカになります。メダカには 青、黄、朱赤、黄金、琥珀などベースとなる色合いが存在します。そんな中メダカの新たな色合いが緑色です。名称として緑光(りょっこう)と呼ばれることが多いです。そのため近年ではメディアなどでも、紹介される機会も増えてきています。緑光メダカは美幹メダカなどと同じように体外光の特徴を持っており、非常に美しいのも人気がある一つです。

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緑光メダカの成り立ち

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緑光メダカは、2016年に静岡県の神村孝人氏と愛知県の宗宮彩香氏によって作出されたメダカになります。神村さんが愛知県一宮市にある「グリーンベール」という施設のメダカを飼育している入れ物の中に、少し緑色がかったメダカを発見したことが始まりです。その緑色のメダカを「グリーンベール」の方から山田さんが分けてもらいました。人気メダカブログの「凸凹めだか凸凹」の宗宮さんの協力を得て緑色っぽいメダカの累代繁殖に挑戦しました。それから一気に注目を浴びることになりました。

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混泳させる際のポイント

混泳について、よくメダカは同じ種類でしか飼育できないと思われている方がいますが、メダカの醍醐味は組み合わせる所にあります。なので、こだわらないのであればメダカ同士であればどの種類であっても混泳させることが出来ます。ただし、体型が違うメダカの場合(ダルマメダカやヒレナガメダカなど)には注意をしてあげるほうがいいです。もし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させるとエサと食べることが出来ないなどの問題が起こる場合がありますので、注意をしてあげる必要があります。しかし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させている方もいるので禁止ではないのでしっかりと対策をとることにより飼うことが出来るので不安になることはありません。ただし、高級メダカと言われるメダカはそれぞれの種類で特徴的な見た目や輝き方をしているので、そのようなメダカに関してはたくさんの種類で飼育するよりもその個体(種類)を楽しむことが出来るような飼育方法をとってあげるのをオススメします。

産卵についてのポイント

産卵についてのポイントは、上記の項目で様々な種類を飼育することがメダカを飼育する醍醐味であると説明しましたが、産卵の時に様々な種類を混泳させていると当然、様々な種類の特徴を持ったメダカが生まれます。しかし、それが必ずしもいいとは限らないです。例えば、赤いメダカと白いメダカを混泳させることでピンク色のメダカが生まれるかというとそういうわけではなく、体の一部が赤色もしく白色のメダカが生まれますし、最悪の場合には何色なのか表現しづらいメダカが生まれる場合もあります。ですが、それがメダカの一つの楽しみ方なので、もし赤いメダカが欲しい方は赤いメダカのみで飼育している方が赤いメダカが生まれる確率は遥かに高いので、産卵のときには自分がどんなメダカが欲しいのかや、どんな色・形のメダカが生まれて欲しいのかを、考えて飼育してあげると後悔や戸惑いが少なくなりますし、自分なりのメダカの楽しみ方を見つけることができるのでオススメです。あくまでも、趣味の範囲であれば、人から文句いわれようが自分が楽しめる方法を貫き通す方が楽しめると思います。下記のページでは、産卵のやり方や注意点について説明していますので、ぜひそちらも読んでみてください。

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緑光メダカを飼う際の注意点

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緑光メダカは、青色の体色に黄色素胞が分布することで緑色に見えるメダカになります。近年メダカはどんどん進化を続けており、青、黄、朱赤、黄金、琥珀などたくさんの体色が出てきています。そんな中メダカの新たな体色として緑色が出てきました。その代表が緑光メダカになります。緑色メダカの成り立ちは2種類あります。一つが褐色に青色が加わり、さらに赤色が弱まることでうぐいす色のような緑色が出現します。もう一つが青色と黄色を混ざることで緑色を出現させる方法です。多くの緑色の品種が前者ですが、緑光メダカは後者の方法を使用しています。メダカの新しい扉を開けたと言われることもあります。もし緑光メダカに興味が出た方は専門店などで一度見てみることをオススメします。

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