ダルマメダカは、背骨の数が少ないことで体の長さが通常のメダカに比べて3分の2・半分程しかないメダカになります。ダルマメダカは、近年さらに人気が出てきたメダカになります。今回は、そんなダルマメダカの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
ダルマメダカとは
ダルマメダカは、背骨の数が少ないことで体の長さが通常のメダカに比べて3分の2・半分程しかないメダカになります。ダルマメダカは、近年さらに人気が出てきたメダカになります。人気な理由としては、体が小さいことにより通常のメダカに比べて泳ぎが苦手であることで一生懸命泳いでいる姿が非常に可愛らしく、体が小さいことにより全体のシルエットが丸い形になっていることで更に可愛らしさが増しているのが人気な理由なっています。また、近年SNSなど写真を撮影する機会が増えてきたことでシルエットが、わかりやすいダルマメダカは相性がいい傾向にあります。それらのことからも男性よりも女性の方が好まれる種類になっています。
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ダルマメダカの成り立ち
ダルマメダカは、変わりメダカの中では古い方に分類されます。元々は、メダカを繁殖させている段階において一定の割合で出現する個体の一つでした。昔は、ダルマメダカのような通常のメダカの形をしていない個体は、捨てられるなど市場に出回ることはありませんでした。しかし、近年になるとダルマメダカのような変わっているメダカへの需要が増えてきた市場の動きと、捨てるという損をできるだけなくしたい生産者との意見の一致によりダルマメダカなどが市場で出回るようになってきました。流通量が増えてくると、今度は様々な種類(バリエーション)を求めるようになってきました。その後は、ダルマメダカの特徴である体が小さいことを生かして年々種類が増えてきています。例えば、楊貴妃メダカの美しい赤色とダルマメダカの体のサイズを組み合わせた「朱赤ダルマメダカ(別名:初恋)」が生まれています。
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半ダルマメダカについて
専門店などにダルマメダカを買いに行くと、必ずと言っていいほど横に半ダルマという名前のメダカが売ってあります。ダルマメダカと何が違ってどちらを買えばいいの迷われる方も少ないと思います。半ダルマメダカは、名前の通りに読み取るとダルマメダカの半分のメダカなんですが、何が半分なのかが重要になっていきます。半ダルマメダカは、ダルマメダカに比べて通常のメダカの形に近いメダカになります。つまりは、通常のメダカよりも体の長さが短く、ダルマメダカよりも長いメダカになります。中途半端なメダカなのですが、とても重要なメダカになります。まず、ダルマメダカに比べて値段が安い場合が多いです。近年は、ダルマメダカの需要の高まりなどによって年々ダルマメダカの値段が上がっている傾向にあるので、ダルマメダカを飼育してみたいが金銭面で躊躇している方にはとてもオススメのメダカになります。また、ダルマメダカを繁殖させたい方の場合には、ダルマメダカのみでの繁殖だと産卵数が少ないこと、無精卵(孵化しない卵)の発生確率も高いことなど問題点が非常の多く中々繁殖がうまく行かいないこと多いので、半ダルマメダカを繁殖に取り込むことでダルマメダカに比べて体が大きいことで卵を持つ量が多いことで必然的に産卵数が増え、無精卵の発生確率もダルマメダカのみに比べて少なることからダルマメダカを繁殖をされる方の中には半ダルマメダカを積極的に取り込む方も少ないので、もし繁殖しようと思っている方はぜひ考えてみてください。
混泳させる際のポイント
混泳について、よくメダカは同じ種類でしか飼育できないと思われている方がいますが、メダカの醍醐味は組み合わせる所にあります。なので、こだわらないのであればメダカ同士であればどの種類であっても混泳させることが出来ます。ただし、体型が違うメダカの場合(ダルマメダカやヒレナガメダカなど)には注意をしてあげるほうがいいです。もし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させるとエサと食べることが出来ないなどの問題が起こる場合がありますので、注意をしてあげる必要があります。しかし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させている方もいるので禁止ではないのでしっかりと対策をとることにより飼うことが出来るので不安になることはありません。ただし、高級メダカと言われるメダカはそれぞれの種類で特徴的な見た目や輝き方をしているので、そのようなメダカに関してはたくさんの種類で飼育するよりもその個体(種類)を楽しむことが出来るような飼育方法をとってあげるのをオススメします。
産卵についてのポイント
産卵についてのポイントは、上記の項目で様々な種類を飼育することがメダカを飼育する醍醐味であると説明しましたが、産卵の時に様々な種類を混泳させていると当然、様々な種類の特徴を持ったメダカが生まれます。しかし、それが必ずしもいいとは限らないです。例えば、赤いメダカと白いメダカを混泳させることでピンク色のメダカが生まれるかというとそういうわけではなく、体の一部が赤色もしく白色のメダカが生まれますし、最悪の場合には何色なのか表現しづらいメダカが生まれる場合もあります。ですが、それがメダカの一つの楽しみ方なので、もし赤いメダカが欲しい方は赤いメダカのみで飼育している方が赤いメダカが生まれる確率は遥かに高いので、産卵のときには自分がどんなメダカが欲しいのかや、どんな色・形のメダカが生まれて欲しいのかを、考えて飼育してあげると後悔や戸惑いが少なくなりますし、自分なりのメダカの楽しみ方を見つけることができるのでオススメです。あくまでも、趣味の範囲であれば、人から文句いわれようが自分が楽しめる方法を貫き通す方が楽しめると思います。下記のページでは、産卵のやり方や注意点について説明していますので、ぜひそちらも読んでみてください。
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ダルマメダカを飼う際の注意点
ダルマメダカは、女性の方に人気が高いメダカになるのですが、近年値段が高騰しています。ですが、それを踏まえてもメダカの中でも体の形に特徴がある種類というのはあまり多くないです。なので、通常のメダカに飽きてきた方などにも人気高いです。また、さまざまな種類のメダカを飼育することでダルマメダカの特徴もとてもわかり易いです。ただし、ここで気をつけておくべき点としてダルマメダカは、体の特徴上あまり泳ぎが得意ではありません。そのため、エサなどを食べに行く際に他のメダカに取られて食べることができない場合や、喧嘩して追いかけられた際にすぐに追いつけれてしまうなどの問題点が出てくるので、もしそれらが気になる方は早めの内に別の入れ物などで飼育することをオススメします。また、これは稚魚の時期にも言えることなので、稚魚の時期にも気をつけて見ておくようにしてください。ダルマメダカは、他のメダカのような体の特徴ではないので、その分苦労する部分が出てくることがありますが、それを含めても魅力があるメダカになるのでもし興味がある方ぜひ挑戦してみてほしいです。体の形が違うだけで、全く違う印象を与えてくれるのでメダカの新たな魅力を発見する事ができます。