プレコの特徴と飼い方

プレコは、南アメリカにあるアマゾン川流域とオリノコ川流域が原産でナマズ目ロリカリア科ペコルティア属の熱帯魚で、鎧のように固くザラザラとした鱗と、岩や壁面に張り付くことが出来る吸盤状の口を持っています。今回は、そんなプレコの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

プレコとは

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プレコは、ナマズ目ロリカリア科ペコルティア属の熱帯魚になります。プレコの原産地は、南アメリカにあるアマゾン川流域とオリノコ川流域になります。プレコの特徴として、鎧のように固くザラザラとした鱗と、岩や壁面に張り付くことが出来る吸盤状の口になります。この特徴的な口で壁などに付いた苔や食べカスを食べることから水槽のゴミ取り役として昔から親しまれている品種になります。プレコという名は学問的な名称には無く、「プレコストムス」が正式な名前になりますが、「プレコ」という名前が一般的に浸透している為に現在では和名として定着しています。※当サイトでは、一般的に知られている「プレコ」という名で表記しています。

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プレコの飼い方

プレコは、飼育するのが簡単な品種になります。エンゼルフィッシュの寿命は、約10〜20年になります。また、体の大きさは約10〜50cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱酸性から弱アルカリ性を好み、pHであれば6.0〜8.0を特に好みます。エンゼルフィッシュは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。

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混泳させる際のポイント

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混泳について、まずプレコの性格は、比較的大人しい性格です。そのため、他の品種との混泳をさせることができます。ただし、プレコの中には大きく成長する種類もいます。成長していくにつれて食べる量も増えてきます。食べる量が増えていくのに、排出されるゴミ(苔や食べカス)量はあまり変わらない場合が多いです。そうなると、エサとして他の品種の体についた汚れを食べようとする場合があります。特に、体の側面が平らな品種(エンゼルフィッシュやパロットなど)や体に汚れ付きやすい金魚なども標的にされてしまいます。標的になってしまうとプレコが体に側面に貼り付き体を舐めて付着した汚れをこそぎ取り始めます。その際に、ウロコが剥がれる可能性がありもし剥がれてしまうと皮膚病などの病気になる恐れが出てきます。そのため、プレコは体の大きさに合わせ入れる品種を変えるなど工夫をすることをオススメします。

産卵についてのポイント

プレコを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。プレコは、飼育するのは簡単な方ですが繁殖となると少し難易度が上がります。ただし、しっかりと手順を知っておくことで安定して増やしていく可能になります。まず、オス・メスをしっかりと混泳させておくことです。プレコのオス・メスの見分け方は、特徴がしっかりと出ている個体がオス、特徴があまり現れていない個体がメスになります。例えば、「セルフィン・プレコ」の場合には、特徴的なセイル状のヒレが大きく成長しているのがオスになります。このように、その種類の特徴をしっかりと持っているかどうかを確認してみてください。そして、繁殖の時期が近づいてきたら産卵筒などの卵を産みやすい環境と整えていきます。そして、産卵になるとオスがメスに覆いかぶさるように上に乗り産卵を促していきます。そして、オスは受精させたあと、卵を守るためにその場に残ります。プレコは、極度のストレスを感じると、卵を食べてしまうことが稀にあるのでなるべく別の水槽などで卵などを育てるようにしてください。

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プレコを飼う際の注意点

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プレコは、飼育しやすい点や混泳がしやすい点などから人気がある品種になります。また、水槽内のゴミを処理してくれることから初心者の方や水質を気にする方などにもオススメです。プレコは、昔から親しまれていることもあり熱帯魚を飼育したことがある方なら一度は飼育したことがある品種になります。ただ、最近では不法に川などに飼育していたプレコなどを流して生態系を壊す事例も出てきています。プレコの中には、小型の種類から大型の種類まで存在していますので、自分がどの大きさがいいのかを飼育する前に考えておくことをオススメします。専門店などで購入する場合にはプレコが人工飼料をもらっているかどうかに注意する必要があります。もし、人工飼料をもらっていた場合には苔や食べカスなどを処理してくれない場合があるので、もし気になった場合には店員の人に聞いてみることをオススメします。プレコは、ネオンテトラなどの小型の魚からアロワナなどの大型の魚にまで入れることが出来る万能な品種になるので、もし興味がある方はぜひ一度専門店などで見てみることをオススメします。

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