ゼブラ・ダニオは、インド北部にあるコシ川が原産のコイ目コイ科ダニオ属の熱帯魚で、黄色(オレンジ)の体色に紺色の縦じまを持っているキレイな魚になります。今回は、そんなゼブラ・ダニオの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
ゼブラ・ダニオとは
ゼブラ・ダニオは、コイ目コイ科ダニオ属の熱帯魚になります。ゼブラ・ダニオの原産地は、インド北部にあるコシ川になります。ゼブラ・ダニオの特徴は、黄色(オレンジ)の体色に紺色の縦じまを持っていることです。その模様が、シマウマに見えることから「ゼブラ・ダニオ」という名前が付きました。また、色素が抜けて体色が白っぽくなったアルビノの個体も存在します。
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ゼブラ・ダニオの飼い方
ゼブラ・ダニオは、飼育するのが簡単な品種になります。ゼブラ・ダニオの寿命は、約2〜3年になります。また、体の大きさは約5cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱酸性から弱アルカリ性を好み、pHであれば5.5~8.5を好みます。ゼブラ・ダニオは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。遊泳性(活発に泳ぐ事)により、水槽などから飛び出してしまう場合があるのでガラス板などで対策をとるようにしてください。
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混泳させる際のポイント
混泳について、まずゼブラ・ダニオの性格は、大人しい性格になります。そのため、他の品種との混泳をさせることができます。ただし、ゼブラ・ダニオは非常に活発な品種になるので、泳ぎが遅い品種と入れる際には、泳ぎが遅い品種がエサをしっかり食べているのかをしっかり確認するようにしてください。また、ゼブラ・ダニオと一緒に入れる品種が縄張り意識が強い場合や、攻撃的な品種である場合にはアカヒレがやられてしまい、ケガをしてしまう場合やストレスによって病気になってしまうこともあるので、もし混泳させる場合に一緒に入れる品種が攻撃的な場合には、事前に追いかけられても逃げることができるように、水草や置物などを入れるなどの対策をしておくことをオススメします。
産卵についてのポイント
ゼブラ・ダニオを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。ゼブラ・ダニオは、飼育するのは簡単な方ですが繁殖となると少し難易度が上がります。ただし、しっかりと手順を知っておくことで安定して増やしていく可能になります。
1つ目に、繁殖に向いた個体を飼育することです。ゼブラ・ダニオは、寿命が3年ほどなので繁殖ができる状態になるまでの期間が短く、おおよそ生まれてから4〜6ヶ月ほどで成長します。つまり、繁殖させたい場合には、専門店などで購入する際に比較的若い個体を選ぶのが重要になってきます。また、ゼブラ・ダニオの、オス・メスをしっかり見分けておく必要があります。ここで、重要になってくるのがオスとメスの見分け方になります。ゼブラ・ダニオのオスとメスの見分け方として、オスのほうがスリムでメスのほうがお腹まわりがふっくらしています。ただし、小さい頃は見分けるのが難しいです。成長してくると、徐々にメスはお腹が膨らんでくるのでオス・メスがはっきりと分かるようになります。もし確実に、オスやメスが欲しい方は専門店の店員に尋ねることをオススメします。
2つ目に、繁殖用の水槽を用意してすることです。メダカなどを繁殖させたことがある方は、普通かも知れませんが、もし産卵に成功してその後孵化した場合に、親(大人)と稚魚(子供)を一緒の水槽で飼育していると、餌などの奪い合いや大人が稚魚を食べてしまうことが起こり稚魚の数が減少してしまう場合があります。またゼブラ・ダニオは、卵自体を食べてしまう場合があるので注意が必要です。そのようなことを、未然に防ぎ人間側が管理しやすいように、親と子を別々の水槽で飼育することをオススメします。ただし、メダカなどと違うのがゼブラ・ダニオは熱帯魚なので、夏以外の時期にはヒーターを推奨されます。それは、稚魚にも言えることなので、もし稚魚を飼育する水槽のヒーターを購入するかどうかで迷っているは、親を飼育している水槽の一部を借りて稚魚用のスペースをつくる器具が専門店などで売っている場合があるので、もしそのような方は、早めに準備しておくようにしてください。
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ゼブラ・ダニオを飼う際の注意点
ゼブラ・ダニオは、飼育しやすい点や混泳がしやすい点などからおすすめの品種になります。ですが、一般的にはゼブラ・ダニオは、ネオンテトラやグッピーなどに比べてあまり人気がないのが現状です。それは、ゼブラ・ダニオの特徴でもある遊泳性にあります。ゼブラ・ダニオを、専門店などで見ると落ち着きがなく常に動いています。それは、ゼブラ・ダニオが敵に捕まれないように進化して結果になります。ですが、リラックス効果が欲しくて飼育している人からすると、常に動き回っているとイライラしたりする場合があります。それがネットやクチコミで、広まり悪いイメージがついている部分も少なくありません。なので、ゼブラ・ダニオは、ゆっくりと熱帯魚を鑑賞したい方やあまり動き回る品種が苦手な方には向いていない場合があるので注意が必要です。また、水換えの時にガラス蓋などをとった際に、びっくりして飛び出す場合があるので注意をしてください。もし、興味がある方はぜひ専門店などでゼブラ・ダニオを一度見てみるのをオススメします。
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