底床の種類と特徴

  • 2019年5月8日
  • 2020年7月21日
  • 器具

金魚を飼う際に、見栄えや金魚が美しく見えるようにするために底床を入れる場合があると思います。ですが、いざ店頭に行ってみると様々な種類があり迷うことがあります。なので今回は、底床についての説明をしていきたいと思います。

底床の種類について

金魚鉢や水槽などで金魚を飼う際に見栄えを良くする際や水質のために入れる底床ですが、専門店などに行くとさまざまな種類の商品が陳列してあります。今回は、大きく三つの種類に分けて説明していきます。どれが自分にあうのかを考えてみてください。

1.砂利
2.赤玉土
3.ソイル

砂利について

砂利の特徴

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砂利は、昔からよく使用されること機会が多い底床の種類です。見た目は、川辺にある小さめの砂(川砂)に近いです。最近では、さまざまな色の砂利が販売されているので見栄えを良くする際にも使用する人が増えています。

砂利のメリット

砂利の大きなメリットは、

1.安価で手に入れることができる
2.半永久的に使用することができる
3.種類の豊富さ

底床を入れる理由が、見栄えやとりあえず入れておきたい方にはオススメです。比較的安価に購入することができることや半永久的に使用することができるおかげで底床の中ではコストパフォーマンス(コスパ)が一番良い種類になります。

砂利のデメリット

砂利のデメリットは、

1.砂利自体が重い
2.水質安定能力が低い

砂利自体が重いので、水槽を移動させて掃除する際に肩や腰を痛める原因になる恐れがあるので、入れる量などには注意が必要になります。そして、下の項目などで説明する他の種類に比べて水質を安定させる能力が低いのもデメリットになります。

赤玉土について

赤玉土の特徴

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赤玉土は、昔から使われており水草をメインにやられる方が使用する種類にはなります。金魚などの観賞魚にも使用することができます。

赤玉土のメリット

赤玉土の大きなメリットは、

1.安価で手に入れることができる
2.微生物などの繁殖力が向上する
3.水草の固定化や根の張りが良い

赤玉土は、観賞魚用のエリアには売っていないことがほとんどです。購入する際には、園芸・ガーデニングエリアに行けば売ってあります。つまりは、赤玉土は観賞魚用の底床として発売しているわけではなく園芸などに使用する際に使用するものになります。それが、観賞魚用の底床に使われている理由は安価で入手がしやすいことが言えます。安いものでは、10kgで数百円程度で購入することができます。そして、赤玉土をよく観察すると小さな穴が空いています。その穴に微生物などが住み着き繁殖することで水質安定に繋がります。専門店などで水草などを、見た際に水草に鉛やアルミの板など重りがついてる水草を見たことがある方がいると思います。あの、重りついている見た目が好きではない方や、自然に生えているように見せたい方(アクアリウムなどをする方)などは、重りを外したいと思って外してしまうと水草は一斉に水面に浮いていきます。なので、底に固定させるために赤玉土を入れて水草を固定化させ根が張ることで更に固定化することに繋がります。

赤玉土のデメリット

赤玉土の大きなデメリットは、

1.水が濁る
2.定期的な交換が必要

赤玉土は、砂利などに比べて非常に水が濁りやすいです。もともと赤玉土自体が、観賞魚用に作られていないので水中で使用すると砕けた砂が水に溶けて水が茶色になる場合などがあります。しばらくしていると、沈下してある程度までは落ち着くのですが、それでも水槽の側面などに塵のようなものが付着して見た目という部分には問題が生じる場合があります。また赤玉土は、細かい砂を固めて大きめの個体にしている物なので、水を含んでしまうと砂と砂との隙間に水が入っていき脆くなっていきます。そうなると、個体が砕けて砂になってしまいます。砂になったものは、上記の項目で書いた微生物の繁殖などをする働きが著しく低下してしまうので交換する必要があります。ですので、約10日〜15日ほどで新しい赤玉土に交換する必要が出てくるので砂利などに比べて手間が増えてしまいます。

ソイルについて

ソイルの特徴

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ソイルは、近年出てきた底床の種類です。水中で使うことを前提に作られているので水草などを育てる方の救世主として期待されています。

ソイルのメリット

ソイルの大きなメリットは、

1.微生物などの繁殖力が向上する
2.水草の固定化や根の張りが良い
3.水が濁りにくい

ソイルは、赤玉土のデメリットであった水が濁ることを克服したことで一時期話題になります。ソイルは、赤玉土と違い購入する場合には観賞魚用のコーナーに陳列されているように、観賞魚や水草を飼う方用に作られた物になります。構造は赤玉土に似ており、細かな土を固めて玉にしたものですが、細かな土自体が舞うことはなく沈下していくものを使用しているために水が濁るということは少ないです。また、細かな土に栄養などを含ましている商品もあり微生物などの働きを助けるものもあります。そして、ソイルが他の種類と大きく違う点が流木などから出るタンニン・アク・黄ばみなど成分や微生物の異常発生などにより起こる水の白濁などを抑制してそれらを引き起こす有害物質を吸収して水を透明にしてくれる働きもあります。なので、アクアリウムなどをする方には非常に重宝される傾向にあります。

ソイルのデメリット

ソイルのデメリットは、

1.高価で入手が難しい場合がある
2.定期的な交換が必要
3.有害物質を出す物もある

ソイルは、他の種類に比べて高価な場合がほとんどです。例えばソイルでは有名な「JUN プラチナソイル 8L」の場合は、約1500円以上はしますので、赤玉土などに比べて高価なのが分かります。また、赤玉土と同じように細かな土で作られている事により中長期的に使用していると固めている部分が崩れてきて細かな土になってしまい微生物の繁殖などに適さなくなってしまうので、交換する必要が出てきます。交換する期間としては、約15日〜30日程度 (商品などにより大きく差が出る場合があります)で交換するのが望ましいです。また、専門店でもソイルを取り扱っている店と取り扱っていない店があります。ですので、ソイルを使ってみたい方はいつも利用する専門店などでソイルを取り扱っているのかどうかを聞いてみるのをオススメします。そして、ソイルを使う際に最も注意しなければいけないのが使い始めた直後に、有害物質である「アンモニア」を発生させてしまう物があるということです。アンモニアは、魚にとってとても有毒で少量でも水質を悪化させて生物の健康に直結する場合があるくらいです。もし、心配方はソイルを使用する際に水に1週間ほど置くのが理想です。もしくは、水槽を立ち上げた状態(生き物が入っていない状態)でいれるのが一番安全です。もちろん、アンモニアを発生させない商品もありますので、心配な方はそちらを選ぶ方がいいでしょう。そして、観賞魚を飼うのが初めての方などはまず観賞魚を飼うのに慣れてからソイルに挑戦するのをオススメします。

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