ネオケラトドゥスの特徴と飼い方

ネオケラトドゥスは、オーストラリアにあるメアリー川、バーネット川が原産でケラトドゥス目ケラトドゥス科ネオケラトドゥス属の熱帯魚で、背ビレ・尾ビレ・尻ビレがとぎれずに繋がっており一つの大きなヒレに見えます。今回は、そんなネオケラトドゥスの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

ネオケラトドゥスとは

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ネオケラトドゥスは、ケラトドゥス目ケラトドゥス科ネオケラトドゥス属の熱帯魚になります。ネオケラトドゥスの原産地は、オーストラリア連邦にあるメアリー川、バーネット川になります。ネオケラトドゥスは、背ビレ・尾ビレ・尻ビレがとぎれずに繋がっています。そのため、一つの大きなヒレに見えます。ネオケラトドゥスは、シーラカンスなどと並んで恐竜が生きた時代からの末裔と言われている肺魚の仲間になります。そのため、「生きている化石」として呼ばれる場合もあります。ネオケラトドゥスは、通常の魚類と同じくエラを持っている上で肺も同時に持っている特殊な種類になります。ネオケラトドゥスは、ワシントン条約で保護されていますがオーストラリアで養殖が成功しており日本にも輸入される事もあります。ネオケラトドゥスは、他にも「オーストラリアハイギョ」や「ネオセラトダス」などと表記される場合もあります。

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ネオケラトドゥスの飼い方

ネオケラトドゥスの寿命は、約90〜100年になります。また、体の大きさは約90〜100cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱酸性から中性を好み、pHであれば6.5〜7.5を特に好みます。ネオケラトドゥスは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。

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混泳させる際のポイント

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混泳について、まずネオケラトドゥスの性格は、おとなしい性格になります。ただし、攻撃的な種類と混泳させるとケンカする事が起こる可能性が高いです。なので、ネオケラトドゥスと混泳させるのにオススメなのがプレコなどの低層を泳ぐ品種になります。ネオケラトドゥスは、肉食なのでネオケラトドゥスよりも小さな個体を混泳させるとエサと認識して食べてしまうことが多いので、混泳させる品種のサイズ感には気をつけてください。

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産卵についてのポイント

ネオケラトドゥスを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。ネオケラトドゥスを繁殖させる方法は、オーストラリアでは確率していますが日本では繁殖例があまり無いです。ネオケラトドゥスの繁殖時期は、7〜8月頃になります。南半球では、冬の時期になります。オスがメスを突き始めると、求愛行動のサインになります。サインが現れると、浅い場所の水草が生い茂った場所でメスが卵を生み受精させます。産卵後、親が卵を保護する事はありません。

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ネオケラトドゥスを飼う際の注意点

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ネオケラトドゥスは、シーラカンスなどと並んで恐竜が生きた時代からの末裔と言われている肺魚の仲間になります。そのため、空気中の酸素で呼吸(空気呼吸)することが出来ます。ただし、同じ肺魚のプロトプテルスなどに比べると、空気呼吸の能力が低いので呼吸の殆どをエラ呼吸に頼っています。なので、水中の酸素濃度が減ってしまうと酸欠になるので注意が必要になります。ネオケラトドゥスは、 寿命が長い点や非常に珍しく高額で取引されるので一般的に出回ることはほとんどありません。なので、水族館などの専門の施設で飼育されていることが多いです。ただし、一般の方で飼育している方も少数ではいます。もし、ネオケラトドゥスに興味がある方は、ぜひ一度水族館などで見てみることをオススメします。

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