知っておくべきメダカの種類8選

メダカを、専門店に見に行くとたくさんの種類に驚きます。値段も違えば、体色や柄も違うので何を基準に選べばいいのか迷います。なので、今回はそんなメダカの種類について詳しく説明していきたいと思います。

メダカの種類

緋メダカ

緋メダカは、古くから日本人に親しまれているオレンジ色のメダカです。中高年の方であれば、子供の頃に川でメダカを採ったことがある方もいると思いますが、そのメダカが緋メダカになります。近年では、川でメダカを採ることが少なくなってきた代わりに学校などの授業などでメダカの産卵についての勉強をしたことがある方がいると思いますが、その時に授業で使用したメダカのほとんどが緋メダカになります。

黒メダカ

黒メダカは、日本に古くからいるメダカの一つです。自然界にいるメダカの中では、一番古くからいるので昔川でとっていたメダカの多くはこの黒メダカに当たることが多いです。しかし、近年では数が減少してしまい、2003年には環境省が発表しているレッドデータブックにおいて絶滅危惧種に指定されました。

白メダカ

白メダカは、その名の通り体の色が白いメダカです。よく勘違いされている人がいますが、アルビノのメダカとは違います。アルビノは、目の色が赤いのに対して白メダカの目の色は黒いです。白メダカは、ほとんどの専門店などにで取り扱っているぐらい人気があります。

青メダカ

青メダカは、名前の通り青色のメダカです。しかし、専門店などに行って実際に青メダカを見ると青色とは程遠いメダカがいる場合がいます。青メダカの中には、水色の個体と藍色の個体がいるのですが、どちらも青メダカになります。それが青メダカの最大の魅力に繋がっています。

楊貴妃メダカ

楊貴妃メダカは、朱赤色のメダカになります。同じ赤系統のメダカで有名なのが、緋メダカになります。しかし緋メダカの体色は黄色に近いオレンジ色なのに対して、楊貴妃メダカは赤色に近いオレンジ色という表現をすることが多いです。楊貴妃メダカは最大の強みである赤い体色が非常に美しいことから他の品種との交配によって様々な種類に使用されているので、品種の名前に「楊貴妃〜」など書いてある場合もあります。

幹之メダカ

幹之メダカは、背中の部分が輝青色に光っているメダカになります。光るメダカとしては、一番の人気と認知度をもっています。一概に、幹之メダカと言っても体色が青メダカのような個体や白メダカのような個体など様々な種類がいます。さまざまな品種に背中が輝青色に光る特徴が引き継がれています。

ダルマメダカ

ダルマメダカは、背骨の数が少ないことで体の長さが通常のメダカに比べて3分の2・半分程しかないメダカになります。ダルマメダカは、近年さらに人気が出てきたメダカになります。人気な理由としては、体が小さいことにより通常のメダカに比べて泳ぎが苦手であることで一生懸命泳いでいる姿が非常に可愛らしく、体が小さいことにより全体のシルエットが丸い形になっていることで更に可愛らしさが増しているのが人気な理由なっています。

ヒレ長メダカ

ヒレ長メダカは、名前の通り通常のメダカに比べてヒレが長いメダカになります。メダカの場合には、ヒレが長いというだけでも印象が大きく変わります。ヒレ長メダカは、全国の愛好家の方々が研究・繁殖に取り組んでおかげで、さまざまな種類が生まれています。

三色メダカ

三色メダカは、体色が赤・白・黒の三色を持ったメダカになります。三色メダカは、3つそれぞれの色の発色がはっきりと出ており、３つの色がバランス良く出ている個体はとても美しく人気が高いです。最高の個体になると、赤色は楊貴妃メダカなどが持つ朱赤色を引き継ぎ、白色は幹之系統の色を引き継ぐので幹之メダカが持つ独特の輝きを持ちます。黒色はブラックメダカなどから漆黒の色を引き継ぐことにより他の二色を引き立たせることができます。