出目メダカの特徴と飼い方

出目メダカは、両目が飛び出しているメダカになります。飛び出している目の出方には個体差あり、横方向に出ている個体や上方向に出ている個体などがいます。出目メダカは正面から見るとひょうきんな顔をしているのも人気の理由になります。今回は、そんな出目メダカの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

出目メダカとは

出目メダカは、両目が飛び出しているメダカになります。飛び出している目の出方には個体差あり、横方向に出ている個体や上方向に出ている個体などがいます。飼育する人の好みなどによって特色が出るのも特徴になります。出目メダカは正面から見るとひょうきんな顔をしているのも人気の理由になります。近年は流通量の減少などによって目にする機会は少ないですが面白い見た目などから根強い人気があります。

出目メダカの成り立ち

出目メダカは、2006年に大野氏によって作出されたメダカになります。元々は頭蓋骨の変形によって生まれた種類になります。そのため目から口までの長さが短く、両目が横に出ているのが特徴的です。また飛び出した目の出方には個体差があり、横方向に出ている個体や上方向に出ている個体など、多種多様の楽しみが出来ます。

混泳させる際のポイント

混泳について、よくメダカは同じ種類でしか飼育できないと思われている方がいますが、メダカの醍醐味は組み合わせる所にあります。なので、こだわらないのであればメダカ同士であればどの種類であっても混泳させることが出来ます。ただし、体型が違うメダカの場合（ダルマメダカやヒレナガメダカなど）には注意をしてあげるほうがいいです。もし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させるとエサと食べることが出来ないなどの問題が起こる場合がありますので、注意をしてあげる必要があります。しかし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させている方もいるので禁止ではないのでしっかりと対策をとることにより飼うことが出来るので不安になることはありません。ただし、高級メダカと言われるメダカはそれぞれの種類で特徴的な見た目や輝き方をしているので、そのようなメダカに関してはたくさんの種類で飼育するよりもその個体（種類）を楽しむことが出来るような飼育方法をとってあげるのをオススメします。

産卵についてのポイント

産卵についてのポイントは、上記の項目で様々な種類を飼育することがメダカを飼育する醍醐味であると説明しましたが、産卵の時に様々な種類を混泳させていると当然、様々な種類の特徴を持ったメダカが生まれます。しかし、それが必ずしもいいとは限らないです。例えば、赤いメダカと白いメダカを混泳させることでピンク色のメダカが生まれるかというとそういうわけではなく、体の一部が赤色もしく白色のメダカが生まれますし、最悪の場合には何色なのか表現しづらいメダカが生まれる場合もあります。ですが、それがメダカの一つの楽しみ方なので、もし赤いメダカが欲しい方は赤いメダカのみで飼育している方が赤いメダカが生まれる確率は遥かに高いので、産卵のときには自分がどんなメダカが欲しいのかや、どんな色・形のメダカが生まれて欲しいのかを、考えて飼育してあげると後悔や戸惑いが少なくなりますし、自分なりのメダカの楽しみ方を見つけることができるのでオススメです。あくまでも、趣味の範囲であれば、人から文句いわれようが自分が楽しめる方法を貫き通す方が楽しめると思います。下記のページでは、産卵のやり方や注意点について説明していますので、ぜひそちらも読んでみてください。

出目メダカを飼う際の注意点

出目メダカは、頭蓋骨の変形（頭蓋骨の奇形）から生まれた種類になります。そのため遺伝する際に不安定な部分が存在しています。例えば、目が頭蓋骨におさまりきらず頭頂部付近に目がある個体や後頭部付近が陥没したように凹んでいる個体が存在します。また口が曲がってしまっている個体も珍しくありません。それは出目メダカでなくても生まれる場合があります。しかしメダカは骨格の遺伝に関しては細心の注意を払う必要があります。それは非常に子孫に遺伝しやすいからです。出目メダカは頭蓋骨の変形から生まれたので更に奇形が生まれる確率高い事になります。またメダカ業界の中で問題になっている改良しすぎて奇形が生まれやすくなっている問題の代表的な例になっています。よく金魚の出目金と比べる方がいますが、出目金は頭蓋骨の形状は正常で、目だけが突出しているので口が曲がっているなどの奇形が生まれることは少ないです。出目メダカを飼育していみたい方は実際に専門店などで見て購入することをオススメします。もしネットで購入する場合には度を過ぎた奇形の個体が送られてくる事があることを知った上で購入するようにしてください。このように不安定な種類であることから近年は流通量も減少しています。ただしメダカの楽しみ方は多種多様なので批判するのではなく、正しい情報を知り自らで判断して飼育するようにしてください。