水槽の大きさと種類

まず、金魚を飼おうと思った際にいれるものが必要になってきます。その時にまず思いつくのが水槽です。しかし、水槽には大きさや形状など様々なものがあります。今回は、水槽について説明していきたいと思います。

水槽を選ぶポイントについて

1.大きさ
2.素材
3.形状

上記に書いた3つが主に水槽を選ぶ上で迷いがでてくるポイントです。他にも、たくさんの選択肢があるのですが特に重要な3つを今回は説明していきます。

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水槽の大きさについて

水槽を買いにいったら、まず大きさをどれにしようかという難題が出てきます。置く場所や、値段も選択の要素ではあるのですが、生き物などを飼う人がもう一つ重要視するポイントは「入れることができる生き物の数」です。金魚で例えると、金魚は種類によっては1年ほどで体長が2倍になる魚です。そのため、小さいうちは大丈夫でも半年後、一年後には水槽を買い換えなければいけなくなることがあります。そのため、「どのくらいの大きさが何匹くらい入るのか」を必ず考えて購入することをおすすめします。それでは、一般的に売られている水槽の大きさに金魚が何匹入るのかを確認してみてください。(今回は、金魚すくいなどでよく目にする体長5cm前後を想定して数を書いています)

幅×奥行×高さ(mm) 水量(L) 匹数(匹)
300×300×300 25L 2〜3
450×300×360 40L 5〜6
600×300×360 60L 10〜12
900×450×450 160L 20〜25
1200×450×450 180L 30〜35

水槽の素材について

1.ガラス製
2.アクリル製

水槽の素材は主にガラス製とアクリル製の二種類があります。ですが、一般的にはガラス製の水槽をよく使用します。アクリル製は、非常に耐久性が高く透明度も高いのですが、傷がつきやすく値段が高いというデメリットもあります。なので、アクリル製の水槽を使用する人は、熱帯魚の中でも大型の種類を飼う人以外はガラス製でいいです。

水槽の形状について

水槽の形状には大きく分けて三種類あります。

1.枠あり水槽
2.角なし水槽
3.フレームレス水槽

枠あり水槽

枠あり水槽とは

枠あり水槽は、昔からよく目にする水槽の形です。特徴は、水槽の上部などに枠があることです。そのため、上部フィルターやライトなどを容易に設置することが出来ます。サイズが少しくらいであればつけれることができる場合もあります。そして値段が安価であることも特徴です。比較的他の形状の水槽と比べた場合に三分の二の値段で買えることもあります。しかし唯一の欠点は、フレームなどがある事で見栄えは他のと比べたらやはり劣ります。

枠あり水槽のメリット

・上部フィルターを設置できる
・安価である

枠あり水槽のデメリット

・見栄えがあまり良くない

角なし水槽

角なし水槽とは

角なし水槽は、前面のガラスとガラスの接合部分がなく一枚のガラスを曲げて作られている水槽です。特徴は、生き物や水草などを観察する際に生き物の表情を余すことなく見ることが出来ます。そして、最大のポイントが角の接合部分にでる藻やコケなどの掃除がいらないことです。長く同じ水槽を使っている方は分かるのですがガラスとガラスの接合部分にコケなどが発生するのですが、きれいにしてもすぐにまた出てくるので人によってはストレスになっている方もいるかもしれません。角なしであれば接合部分がないのでコケなどは発生しにくくなります。当然欠点もあります。欠点は、一枚のガラスを曲げて水槽を作っているので、ガラスの厚いことがほとんどなので、比例して水槽の重量も重くなります。そして、今の時代ならではの欠点なのですが、飼っている生き物をSNSなどに出すために写真などを撮る際に角が曲がっているために水の中が歪んで見えることがあります。ですので、観察するのはいいのですが写真を撮る際は角のほうが入らないように注意して撮る必要があります。

角なし水槽のメリット

・見栄えが非常に良い
・生き物をどの角度からでも楽しめる

角なし水槽のデメリット

・水槽が重い
・写真などを撮る際に歪んでしまう場合がある

フレームレス水槽

フレームレス水槽とは

フレームレス水槽は、すべてのフレームなくして水中を切り取ったようにみせるとこができる水槽です。特徴は見栄えが非常によくどの角度からでも生き物などを楽しむことが出来ます。そして、現在一番人気の水槽の形状が、フレームレス水槽です。一昔前までは、接合部分があまり良くなく少し使っていたら水が漏れることがあったのですが、ここ数年は飛躍的に技術が上がり水が漏れたということは少なってきています。欠点は、フレームがないので、フレームレス専用の上部フィルターやライトを使わないといけないので自然と初期費用が高くなる傾向が多いです。そして、水槽の底が守られてないために衝撃などで底のガラスにヒビなどが入る恐れがあるの付属でついてくる水槽用のマットを必ずしくようにしてください。

フレームレス水槽のメリット

・見栄えが良い
・生き物をどの角度からでも楽しめる

フレームレス水槽のデメリット

・上部フィルターなど設置できないものがある
・底に水槽用のマットしかないといけない
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