出目金の特徴と飼い方

出目金は名前からわかるように左右の目が飛び出している金魚です。金魚の中でも知名度はトップクラスの金魚ですが、さまざまな体色をもった魅力的な金魚であることを知っている方は少ないです。今回は、出目金の特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

出目金とは

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出目金は、名前から察することができるように左右の目が飛び出している種類です。金魚すくいや、その見た目のインパクトから金魚の中でも知名度が高い金魚の一つです。特徴的な目は、孵化した直後は出ていません。孵化してから約3ヶ月頃から、徐々に目が出てきます。体の特徴は、琉金に似ています。出目金のことを支那金魚(しなきんぎょ)と呼ばれていた時代がありました。支那とは、中国の一部を示す言葉です。つまり、中国から来た金魚という意味で支那金魚と呼ばれていました。ですが、最近は見た目や呼びやすさなどから出目金に変わっています。

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出目金の成り立ち

出目金は、時代は不明ですが中国で琉金の突然変異として赤出目金が生まれました。ですので、体の特徴などは琉金に似ています。日本には、明治の中頃に中国から渡ってきたと言われていますが、江戸時代には中国から渡ってきていたとも言われています。金魚は昔の中国では皇帝などへの献上品として扱われることがありました。その時に皇帝の目に止まることができるように珍しい金魚が生み出されました。その中の一つが出目金です。他にも、頂点眼や水泡眼などもその時代に生み出された品種です。

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出目金の体色

赤出目金

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赤は、出目金の中で一番始めに生み出された色です。出目金は琉金からの突然変異によって生み出された金魚ですので、琉金の色を受け継いで最初は赤い出目金でした。

黒出目金

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黒は、出目金の中でも一番知られている色です。金魚すくいや店頭で見る出目金は、ほとんどが黒い出目金です。ですので、出目金は黒い金魚だと思っている方も少なくないです。

三色出目金

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三色(キャリコ)は、出目金の中でも目にする機会が少ない色です。黒や赤と違い三色の出目金は、普通鱗と透明鱗が混在したモザイク透明鱗であるので、赤・青・黃・紫・黒などの色が複雑な模様を作り出してくれます。三色出目金は、赤出目金の突然変異により生まれました。そして、三色出目金から東錦・朱文金・キャリコ琉金などの三色(キャリコ)系統の金魚が生み出されてきました。ですので、金魚の品種改良の歴史の中で三色出目金が成してきたことの重要性は非常に高いです。
・東錦について
・朱文金について
・キャリコリュウキンについて

パンダ出目金

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パンダ出目金は、白と黒のみの体色を持つ出目金の呼び方です。パンダ出目金は、上記で説明した三種類の体色と違い店頭ではパンダ出目金として売られていることがほとんどです。そして、パンダ出目金の尾ビレは蝶尾であることがほとんどです。

レッサーパンダ出目金

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レッサーパンダ出目金は、パンダ出目金が白と黒の二色に対してレッサーパンダ出目金は、赤と黒の二色の体色を持つ出目金の呼び方になります。体色以外は、パンダ出目金とほとんど変わらないです。

出目金の楽しみ方

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出目金の楽しみ方は、特徴的な左右に飛び出している目です。そのために水槽などで横から観賞する方法(横見)より鉢などに入れて上から見る方法(上見)のほうがオススメです。上見で鑑賞することによって左右の目が均等に出ているのかや、体全体に対しても目の大きさを楽しむことができます。横見で鑑賞すると、出目金の独特の可愛らしさや目の大きさを実感することができます。

混泳させる際のポイント

他の金魚などと混泳させる際に何の種類が良くて何の種類が良くないのか不安になることがあります。まず、金魚全般に言えるのは他の種類と混泳するときにこれとこれは絶対にダメであるという禁止は存在しません。ですので、飼う金魚の性格や環境などによってはダメだと言われている種類同士でも仲良く生きていることもあります。ただ、金魚同士にも相性というものはあります。相性が悪い金魚同士を入れた場合に、すぐに喧嘩をしたり、または片方の金魚だけがエサを独占してしまう可能性が高くなります。なので、あまり相性が悪い金魚同士を入れるのは避けるべきではありますが、最初に説明したとおり金魚同士に禁止は存在しませんので、どうして混泳させてみたい方は混泳させても良いのかもしれません。では、和金と相性がいい金魚と相性が悪い金魚の説明をしていきます。

相性のいい金魚

出目金と最も相性がいい金魚は、琉金(リュウキン)やキャリコ琉金(キャリコリュウキン)などの琉金型の金魚です。琉金型の金魚は、尾ビレに特徴が出るのでさまざまな種類を混泳させて尾ビレを見比べてみるのも一つの楽しみになります。
・琉金について
・キャリコリュウキンについて
・琉金型について

相性が悪い金魚

出目金と相性が悪い金魚は、和金(ワキン)やコメットなどの和金型の金魚です。和金型の金魚は、動きが機敏で短期間で大きくなる種類が多いです。もし和金型の金魚と混泳される際には、出目金がエサなどを他の和金型の金魚に食べられて、体の差が離れていく可能性があるので気をつけるようにしてください。
・和金について
・コメットについて
・和金型について

出目金を飼う際の注意点

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出目金は、飼う際に一番注意すべきは特徴的な飛び出した目をいかにして守るかにかかっています。飛び出した目は、とてもデリケートで水槽の中の飾りの角などにこすってしまうと傷ついてしまうことがあるぐらいです。そして、一番事故が多いのが水換えなどの時に、出目金を別の入れ物に移しておく時に、網などで掬う(すくう)と目が網目に引っ掛かり目に傷がつくことや最悪の場合は目が取れるという事故が起こることもあります。ですので、出目金をあつかう際には注意してください。出目金を、飼う際は上の項目で書いたように琉金型の金魚と混泳させるのが一番いいと書いていますが、出目金・頂天眼・水泡眼などの見た目の特徴がはっきりしている金魚に関しては、一種類又は三種類(出目金・頂天眼・水泡眼)等で飼うことをオススメします。上の項目の、最初に書いたように金魚にこの品種とこの品種は、禁止はないのですが個体によってはすぐにちょっかいを出す金魚もいます。三種類(出目金・頂天眼・水泡眼)等に関しては、金魚の中でも特に見た目に特徴がある品種ではあるので、特にちょっかいを出される恐れがあります。例えば出目金の場合には飛び出た目を面白がり他の金魚が目を突くことが稀にあるので、そうなると目を傷つくことがありますし、最悪目が見えなくなることもあります。そうなるのを、未然に防ぐために別にするのをオススメします。ただ、100人が100人出目金等を別の水槽などで飼えるわけではないので、もし他の品種の金魚と混泳させて飼う場合には出目金がちょっかいを出されていないかをこまめに確認してください。

出目金から派生した金魚

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体型などは、出目金と変わらないのですがアゲハ蝶が羽を広げたような尾ビレ(蝶尾)を持った蝶尾出目金という金魚がいます。蝶尾出目金の特徴や飼い方についての詳細は下記の詳細ページで説明しています。

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