アヌビアス・ナナの特徴と育て方

アヌビアス・ナナは、サトイモ科アヌビアス属に属する水草の一つです。西アフリカ原産の水草の一種で、流木や岩などに根を巻きつける性質があります。今回は、アヌビアス・ナナの特徴と育て方について説明していきます。

アヌビアス・ナナとは

アヌビアス・ナナは、サトイモ科アヌビアス属に属する水草の一つです。西アフリカ原産の水草の一種で、流木や岩などに根を巻きつける性質があります。また巻き付く性質がアクアリムなどをされる方に好まれる傾向があります。アヌビアス・ナナの「ナナ」とは、ラテン語で「背の低い、小人」という意味があり、現地などではアヌビアスといえば「アヌビアス・バルテリー」を指し、アヌビアス・バルテリーよりも小ぶりの品種あるアヌビアスに小さいという意味を持つ「ナナ」という言葉をつけたことになります。

関連記事

アナカリスは、被子植物門トチカガミ科の沈水植物の一つです。店頭などでは、和名の「オオカナダモ」の名で販売されていることもあります。今回は、アナカリスの特徴と育て方について説明していきます。 アナカリスとは アナカリス[…]


関連記事

カボンバは、被子植物門ハゴロモモ科の沈水植物の一つです。店頭などでは、カボンバ以外にも「カモンバ」の名で販売されているところもあります。今回は、カボンバの特徴と育て方について説明していきます。 カボンバとは カボンバ[…]


関連記事

マツモは、被子植物門マツモ科の沈水植物の一つです。マツモは、松の葉のように硬く糸のように細いのが特徴的です。今回は、マツモの特徴と育て方について説明していきます。 マツモとは マツモは、被子植物門マツモ科の沈水植物の[…]

アヌビアス・ナナの育て方

アヌビアス・ナナは、水草の中でも育てやすく初心者に向いている種類になります。水温は、15〜30℃を好みます。アヌビアス・ナナは、陰性植物なので光の量が少ない場所であってもしっかり育ってくれます。また、成長の速度はアナカリスなどに比べると遅い傾向にありますが、光の量などにより成長速度は変わるので注意が必要です。もし成長速度を促進したい場合には、二酸化炭素などを添加する方法などがありますが、生き物が入っている水槽の場合には生き物への影響があるので十分に注意が必要です。

関連記事

アクアリウムをする人や観賞魚を飼育している人に欠かすことができないのが水草の存在です。しかし専門店などに行くとたくさんの水草が置かれており何を買えばいいのか分からないという方も少くないと思います。今回はそんな水草の中から育てやすく特[…]

アヌビアス・ナナの手入れ

アヌビアス・ナナの手入れは、葉についてた汚れや苔を取ることが必要になります。苔などがついてくると、徐々に葉の色が黒ずんでくるので気づいた場合には早めに対処するようにしてください。またアヌビアス・ナナは、まれに葉などが溶けることがあるので弱っている個体は早めに水槽などから出すようにしてください。葉が溶けてくると、水質が悪化する原因になり他の生き物にも影響が出る場合があるので注意してください。

アヌビアス・ナナの増やし方

アヌビアス・ナナを増やす方法として、一番多いのは株分けになります。株分けの仕方としては、まず専門店などで購入された直後は、アヌビアス・ナナの根本にポットが付属してついているので、そのポットを外して根を守るためのクッション材として使われているロックウールを外します。その後アヌビアス・ナナのみにし、折れたものや傷んでいるものは捨ててしまい残った個体を株分けに使用します。株分けに使用する際に、「葉は5〜6枚残す」「葉・茎・根がある」この2点がしっかり含まれている個体を優先的に使用するようにしてください。あとは、流木や岩など巻き付くことが出来るものに釣り糸などをしようして根が生える部分と流木などをつけてください。糸で結ぶ際に、きつく結んでしまうと水草の方に傷がついてしまうので注意してくだい。

生き物とアヌビアス・ナナ

アヌビアス・ナナは、生き物と一緒に入れる水草としては少ないですが、アヌビアス・ナナは生き物と一緒に入れる水草としては向いている種類になります。アヌビアス・ナナは、葉の厚みが厚い品種になるので生き物が葉を食べようとした際に断念する場合があります。また、金魚はメダカなどに比べて水質が悪化するのが早い生き物なので、そのような環境でもアヌビアス・ナナであれば問題なく生きることが出来るのでいいです。もし、水草で悩んでいる方やアナカリスやカボンバと見た目などが違う水草を入れた方にはオススメの水草になります。

関連記事

金魚を飼っていると、水が濁れてきたりするので水換えをしなければいけません。ですが、どのような仕方で水換えをすればいいのかわからない方もいると思います。今回は、水換えの仕方や頻度について説明していきます。 水換えをする理由とは […]


関連記事

金魚などの生き物を飼育していると水質が悪くなる場合があります。そのような水質の変化にいち早く気づくことにより、病気などのリスクを未然に防ぐ事が可能になります。水質の変化を確認する際に水の色が何色なのかを確認することが重要になってきま[…]

広告
最新情報をチェックしよう!