白メダカの特徴と飼い方

白メダカは、その名の通り体の色が白いメダカです。数あるメダカの中でも一位・二位を争う人気のメダカになります。今回は、そんな白メダカの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

白メダカとは

白メダカは、その名の通り体の色が白いメダカです。よく勘違いされている人がいますが、アルビノのメダカとは違います。アルビノは、目の色が赤いのに対して白メダカの目の色は黒いです。白メダカは、ほとんどの専門店などにで取り扱っているぐらい人気があります。安価（一匹あたり500円以下）で購入出来るメダカの中では、一番人気のメダカになります。人気の理由は、やはり白いという所にあります。例えばファッションであれば、白い服や黒い服はどんな色の服とも合わせやすい色になります。メダカもそれと同じで、白色のメダカや黒色のメダカは他のメダカとの相性がいいことからも人気になっています。ただし、メダカに関しては黒色のメダカは、保護色の観点からも黒色を目立たせようとすると他のメダカがあまり目立たない場面が出てくるので白いメダカを選ぶ人が多くなります。

白メダカの成り立ち

白いメダカは、緋メダカなどと同じように黒メダカを元とするメダカになります。緋メダカは、黒メダカの黒色の色素を欠いたメダカになります。白メダカは、黒メダカの黒色と黄色の色素が欠いたメダカになります。なので、上記の項目で説明したアルビノと違うのがここで分かります。アルビノは、メラニン色素がないのが特徴です。白メダカは、メラニン色素はあるが黒色と黄色の色素がないので、そこが違います。そういう経緯で白メダカは、生まれたので体型に関しては、黒メダカや緋メダカとあまり変わりがないです。

混泳させる際のポイント

混泳について、よくメダカは同じ種類でしか飼育できないと思われている方がいますが、メダカの醍醐味は組み合わせる所にあります。なので、こだわらないのであればメダカ同士であればどの種類であっても混泳させることが出来ます。ただし、体型が違うメダカの場合（ダルマメダカやヒレナガメダカなど）には注意をしてあげるほうがいいです。もし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させるとエサと食べることが出来ないなどの問題が起こる場合がありますので、注意をしてあげる必要があります。しかし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させている方もいるので禁止ではないのでしっかりと対策をとることにより飼うことが出来るので不安になることはありません。ただし、高級メダカと言われるメダカはそれぞれの種類で特徴的な見た目や輝き方をしているので、そのようなメダカに関してはたくさんの種類で飼育するよりもその個体（種類）を楽しむことが出来るような飼育方法をとってあげるのをオススメします。

産卵についてのポイント

産卵についてのポイントは、上記の項目で様々な種類を飼育することがメダカを飼育する醍醐味であると説明しましたが、産卵の時に様々な種類を混泳させていると当然、様々な種類の特徴を持ったメダカが生まれます。しかし、それが必ずしもいいとは限らないです。例えば、赤いメダカと白いメダカを混泳させることでピンク色のメダカが生まれるかというとそういうわけではなく、体の一部が赤色もしく白色のメダカが生まれますし、最悪の場合には何色なのか表現しづらいメダカが生まれる場合もあります。ですが、それがメダカの一つの楽しみ方なので、もし赤いメダカが欲しい方は赤いメダカのみで飼育している方が赤いメダカが生まれる確率は遥かに高いので、産卵のときには自分がどんなメダカが欲しいのかや、どんな色・形のメダカが生まれて欲しいのかを、考えて飼育してあげると後悔や戸惑いが少なくなりますし、自分なりのメダカの楽しみ方を見つけることができるのでオススメです。あくまでも、趣味の範囲であれば、人から文句いわれようが自分が楽しめる方法を貫き通す方が楽しめると思います。下記のページでは、産卵のやり方や注意点について説明していますので、ぜひそちらも読んでみてください。

白メダカを飼う際の注意点

白メダカは、専門店などに行けば取り扱っていることが多く、比較的安価で購入することが出来るメダカなので初心者の方でも気軽に挑戦することができるのでオススメのメダカになります。また、白メダカは上記の項目で説明したように他のメダカと合わせやすい点でもオススメです。他の種類のメダカを引き立てることが出来るだけでなくそれに付随して白メダカも引き立つので相乗効果になります。しかし、そういう白メダカにも飼育する上での注意点があります。それは、白メダカ単体で飼育すると味気ない印象を与えてしまうことです。白メダカだけを飼育している水槽などを見てみると、なにが物足りない気になってしまいます。白メダカは、主役がいてこそ本領を発揮することが多いメダカなので白メダカだけだと、主役がいないので物足りなく感じてしまう原因になってしまうので、白メダカを飼育する際には他のメダカと混泳させてあげることで本領を発揮してあげることが出来るので、ぜひ白メダカともう1種類以上をオススメします。