シルバーチップテトラの特徴と飼い方

シルバーチップテトラは、南アメリカにあるサン・フランシスコ川が原産でカラシン目カラシン科ハセマニア属の熱帯魚で、体全体がオレンジやレッドのような色をしておりヒレの先端部分には白いスポットを持った熱帯魚になります。今回は、そんなシルバーチップテトラの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。

シルバーチップテトラとは

シルバーチップテトラは、カラシン目カラシン科ハセマニア属の熱帯魚になります。シルバーチップテトラの原産地は、南アメリカにあるサン・フランシスコ川になります。シルバーチップテトラの特徴として、体全体がオレンジやレッドのような色をしている事です。また、ヒレの先端部分には白い点（スポット）があり非常に派手な体色をしています。シルバーチップテトラは、個体によって体色の濃淡が違う点や入っている色の場所が他の品種に比べて差があります。

シルバーチップテトラの飼い方

シルバーチップテトラの寿命は、約5〜8年になります。また、体の大きさは約4〜5cmになります。ただし、寿命も体の大きさも飼育する環境やエサなどによって変化します。水質は弱酸性から中性を好み、pHであれば6.0～8.0を特に好みます。シルバーチップテトラは、熱帯魚に分類されるので国内での飼育なら、冬にはヒーターが必要になります。

混泳させる際のポイント

混泳について、まずシルバーチップテトラの性格は、大人しい性格の品種になります。そのため、他の魚に対して危害を加える可能性が低いです。逆に、シルバーチップテトラと一緒に混泳させる品種が縄張り意識が高いことなどによって他の魚に危害を加える種類の場合には、真っ先にやられてしまうので、そこは事前に調べておくようにしてください。シルバーチップテトラと混泳させるのにオススメは、同じカラシン系の品種になります。シルバーチップテトラは、カラシン系の中でも体色が特徴的なことから混泳させることでより引き立つのでオススメです。

産卵についてのポイント

シルバーチップテトラを飼育していると繁殖させたいと思う方も少なくありません。シルバーチップテトラの繁殖させる上で、オス・メスの見分け方は非常に重要です。オス・メスの見分け方は、オスの方がヒレに淡いブルーを持っています。メスの方は、ヒレにブルーはなく地味な体色をしている個体が多いです。オス・メスが、水槽にいることを確認したら、産卵の準備に入ります。シルバーチップテトラは、ばらまき型という産卵の方法を使う品種になります。ばらまき型は、水草などにまとめて産卵せずに泳いでいる最中に卵を産むことで広範囲に産卵する方法です。ただし、ばらまき型の場合はいつ産卵して、いつ産まれたのかが把握づらいとので、お腹が膨らんでいるメスがいる場合には早めに産卵用の水槽などに移すようにしてくだい。そして、メスのお腹の膨らみが無くなったのを確認したらメスを大人用の水槽に戻すようにすることで稚魚を間違って食べてしまう可能性を未然に防ぐことが出来るのでオススメです。

シルバーチップテトラを飼う際の注意点

シルバーチップテトラは、オレンジやレッドのような鮮やかな色を体色として持っている品種になります。そのため、ジワジワと人気が出ている種類になっています。シルバーチップテトラは、どの品種とも混泳させやすく重宝されています。そして、キレイな体色を持っているので、他の品種に負ける事ないので初心者の方や小型の品種だけで水槽を作りたい方にオススメの品種になります。もし、シルバーチップテトラに興味がある方は、ぜひ一度専門店などで見てみることをオススメします。