夜桜メダカは、体色が黄色と黒色でラメと半透明鱗を持ったメダカになります。黄色と黒色の体色は色味や濃さによって印象が大きく変わる特徴的な品種になります。そのため虹色素胞が欠如した「半透明燐」と虹色素胞が発現した「ラメ」を持っているメダカになります。今回は、そんな夜桜メダカの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。
夜桜メダカとは
夜桜メダカは、体色が黄色と黒色でラメと半透明鱗を持ったメダカになります。半透明燐は、普通鱗と透明鱗の中間のことを指します。メダカの持つ色素胞の中で虹色素胞が欠如することによって発現し、体が透けて見えるのが特徴です。黄色と黒色の体色は色味や濃さによって印象が大きく変わるのも特徴的です。そのため一括に夜桜メダカといっても個体によって全く違うことが多いです。虹色素胞が発現することで光を反射します。この光を反射する虹色素胞が鱗に集まることで、キラキラとした光を持つようになります。この特徴をラメと呼びます。夜桜メダカには、幹之メダカからこのラメの形質が受け継がれています。そのため虹色素胞が欠如した「半透明燐」と虹色素胞が発現した「ラメ」を持っているメダカになります。
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夜桜メダカの成り立ち
夜桜メダカは、2017年に愛媛県の垂水政治氏によって作出されたメダカになります。夜桜メダカは、黄幹之メダカ(黄桜)とオーロラメダカ(オーロラ幹之メダカ)を交配させて累代繁殖をさせて生まれました。夜桜メダカを作出する過程でラメと光沢を持った個体を選抜して掛け合わせました。ラメ系統として改良を進めました。
幹之メダカは、背中の部分が輝青色に光っているメダカになります。幹之メダカと言っても体色が青メダカのような個体や白メダカのような個体など様々な種類がいます。今回は、そんな青メダカの特徴と飼い方を詳しく説明していきたいと思います。 […]
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混泳させる際のポイント
混泳について、よくメダカは同じ種類でしか飼育できないと思われている方がいますが、メダカの醍醐味は組み合わせる所にあります。なので、こだわらないのであればメダカ同士であればどの種類であっても混泳させることが出来ます。ただし、体型が違うメダカの場合(ダルマメダカやヒレナガメダカなど)には注意をしてあげるほうがいいです。もし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させるとエサと食べることが出来ないなどの問題が起こる場合がありますので、注意をしてあげる必要があります。しかし、体型が違うメダカと普通体型のメダカを混泳させている方もいるので禁止ではないのでしっかりと対策をとることにより飼うことが出来るので不安になることはありません。ただし、高級メダカと言われるメダカはそれぞれの種類で特徴的な見た目や輝き方をしているので、そのようなメダカに関してはたくさんの種類で飼育するよりもその個体(種類)を楽しむことが出来るような飼育方法をとってあげるのをオススメします。
産卵についてのポイント
産卵についてのポイントは、上記の項目で様々な種類を飼育することがメダカを飼育する醍醐味であると説明しましたが、産卵の時に様々な種類を混泳させていると当然、様々な種類の特徴を持ったメダカが生まれます。しかし、それが必ずしもいいとは限らないです。例えば、赤いメダカと白いメダカを混泳させることでピンク色のメダカが生まれるかというとそういうわけではなく、体の一部が赤色もしく白色のメダカが生まれますし、最悪の場合には何色なのか表現しづらいメダカが生まれる場合もあります。ですが、それがメダカの一つの楽しみ方なので、もし赤いメダカが欲しい方は赤いメダカのみで飼育している方が赤いメダカが生まれる確率は遥かに高いので、産卵のときには自分がどんなメダカが欲しいのかや、どんな色・形のメダカが生まれて欲しいのかを、考えて飼育してあげると後悔や戸惑いが少なくなりますし、自分なりのメダカの楽しみ方を見つけることができるのでオススメです。あくまでも、趣味の範囲であれば、人から文句いわれようが自分が楽しめる方法を貫き通す方が楽しめると思います。下記のページでは、産卵のやり方や注意点について説明していますので、ぜひそちらも読んでみてください。
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産卵が終わりしばらくすると、孵化して稚魚が誕生します。その稚魚のエサや注意すべきことなど気をつけることが多くあります。今回は稚魚の育て方と対策について説明していきたいと思います。 孵化までの期間 産卵が終わり、卵が水草などに[…]
夜桜メダカを飼う際の注意点
夜桜メダカは、体色が黄色と黒色でラメと半透明鱗を持ったメダカです。半透明燐とラメという2つの大きな特徴を持っています。そのため個体差が非常にあり、それが魅力の一つになっています。体色がキレイな個体を選ぶのか、半透明燐がしっかりと分かるのがいいのか、ラメがしっかりありキラキラと光るのがいいのかを選ぶ事によって好みや特徴が分かれます。夜桜メダカは、多数の形質を複合的に持っている。非常に複雑な表現型を持っている品種になります。これだけ一つの種類に個体差がある品種も少ないです。もし夜桜メダカに興味が出た方は専門店などで一度見てみることをオススメします。
女雛メダカ(めびなめだか)は、体色が黒とオレンジで半透明鱗を持ったメダカになります。ラメメダカは、朱赤色をより濃くした特徴的なオレンジ色をしており「柿色」という名前で表現される色を持っています。黄色と黒色の体色は色味や濃さによって印[…]